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産婦人科から学ぶ、世界からの問いかけ | 淀川区十三 荻野接骨院

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Blog記事一覧 > 武術稽古の養人塾 | 淀川区・十三で評判の荻野接骨院 - Part 3の記事一覧

産婦人科から学ぶ、世界からの問いかけ

2021.11.15 | Category: ストレス,セルフケア法,マタニティー,不妊施術,小児へのアプローチ,武術稽古の養人塾,症状の考え方,自律神経症状,自然欠乏症候群と原因不明のすぐれない状態

前回の続きです。

 

産婦人科の吉村先生は、

帝王切開や促進剤を使う現場に疑問を持ち、

人の自然な行為を尊重する産婦人科を

自ら形にされました。

 

「安産にならないのはお母さんの在り方が不自然だからだ。」

 

それは、

予防医学の考え方と同じで、

自己責任を中心にしたものです。

 

ゴロゴロ、

パクパク、

メソメソをやめないさいと。

 

必要以上に横になり過ぎ。

必要以上に食事し過ぎ。

必要以上に不安になり過ぎ。

 

これをコンセプトに、

 

産婦人科では、

院の後ろに茅葺きの家を改装し、

寝泊まり出来るようにしていました。

 

そして、全ての妊婦さんが、

常に動いています。

 

家事が楽しいか楽しくないかではなく、

身体を使う生活が当たり前の場で、

 

例えば

薪割り、

スクワット300回、

2時間の散歩、

山登り、

江戸時代食、

を行なっています。

 

ちゃんと行っている妊婦さんは、

やってない妊婦さんと比べると、

体幹が強くなり、腰が座り、体つき、表情や雰囲気が

明らかに変わっていました。

 

 

お腹を膨らましながら

スクワット300回はやばいですよね。

でも猛者は1000回くらいしていたそうです。

 

水も井戸水を汲み上げて運びます。

 

本当に江戸時代にタイムスリップしたみたいですが、

帝王切開が

6人に1人の時代で、

50人に1人の確率だそうです。

 

医療というよりは、

生き方を放つ先生だと、

助産師の岡野さんは言われていました。

 

 

自然治癒力を信頼するには、

やはり日頃から信頼に応える行動が必要なんですよね。

 

そして、

自分が伝えるではなく、

自分を伝える。

 

これはとても難しいことです。

 

 

私が伝えるは心身は重いのに、丹田は軽い。

私を伝えるは心身軽いのに、丹田は重い。

 

 

 

目の前の世界は伝わった場であって、

その結果が不満ならば、

どのような自分であれば、

そしてその自分を伝えると、

どのような変化が起こるのか?

 

これが世界から問われていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校の勉強の意味とは?

2021.10.28 | Category: 勉強とは,学習力アップ,成功者の法則,整体教室,武術稽古の養人塾,院長の考え方

今日は

 

学校で学ぶ勉強について。

 

学校は規則だらけで、

右脳を使わないから意味が無いといいお話しを、

本気で信じて勉強を放棄させてしまっている親御さんもいらっしゃるみたいですね。

 

本当は人は右脳か左脳かではなく、

基本的には何をしていても両脳使っているのが、生理学的なお話ですが。

 

そんなことは置いておき。

 

最近知ったんですが、

学校の規則が気にいらないなら、

逃避せずに、

生徒と先生が話し合って、

追求していけば変わると、

実際にルールメイキングだとして、

校則を変えていく動きがあるみたいですね。

 

 

いまだに時代錯誤な規則はもちろんありますでしょうし、

GHQが仕組んだ日本人を羊が如く管理しやすくする教育制度も、

見直していく時代は来ているだなと、

素晴らしい取り組みはどんどん伸ばして欲しいですね。

 

まだ取り組んでない学生達は、変だなと思ってることに

是非チャレンジしていて頂きたい。

 

でも規則という名の縛りのお陰で、

また成長、進化することも沢山ありますから。

人生はおもしろいですね。

 

 

 

そして規則の中で自分が学ぶことの前提をしっかり取り組むと、学びかたも変わりますし、

結果も変わります。

 

学校での良さは、

勉強以外に、

集団だからできる体験、

上下関係やパワーバランス、

作法などなども学べます。

 

 

だけどせっかく1番時間を使っている勉強について、

 

改めて、

一体何故するのか?

をどう考えてみる時間をつくることが、

今後に大きく関わってきますよ。

 

 

さあ今一度、

どのような理由で勉強しているのか?考えてみましょう。

 

例えば、

なんとなくするものなのか?

仕方なくするものなのか?

試験のためにするものなのか?

不安だから?

お金が欲しいから?

仕事だから?

誰かに気に入られたいから?

楽しいから?

好きだから?

未来の選択肢を広げるために?

人生の意味を知るために?

人類の存在価値を問うために?

 

 

などなど色々な前提が思い付きます。

 

そしてそれに合わせて、

思考は行動となり、現れる世界や結果は変わるでしょう。

 

私はというと、社会人ですが、

 

勉強をすることで、

運が良くなり、

人の気持ちが分かりやすくなり、

自由に生きられるようになり、

選択肢が出てくるようになり、

先人が至った境地に近づくようになり、

生命の発展に協力できるようになる、

 

これらの可能性があるものが、

勉強かなと思っているわけです。

 

 

どうですか?

学生さんは、これらを堂々とやれるわけですから。

勉強も悪くないでしょ?^ ^笑

 

 

 

 

 

 

一つを大切にする。

2021.09.30 | Category: プロフェショナルとは,当院の特徴,成功者の法則,整体教室,武術稽古の養人塾,院長の考え方

緊急事態宣言は一旦休止ですが、

また再開されるでしょうね。

 

それまでの間、

急に忙しくなって、疲労を溜めない様に、

必ずお仕事の配分を上手に調整しておいて下さい。

何でもかんでも引き受けずにね。

 

 

ワクチゃんを摂取された方は

特に無理せずに。

 

来年は3Gが廃止され、

5Gになっていきますから。

 

そして、

三回目のワクちゃんと、

 

新しく始まるmRNAインフルエンザワクチン。

 

正直もうこれ以上、

免疫を下げて欲しくないです。

 

 

 

本当に必要なのか、

調べて下さいね。

 

大丈夫かどうか誰も責任とってくれないですから。

リスクはわからないですらかね。

 

 

 

今日は一つ、

微差の違いについて。

 

私は普段から微差を大切にしています。

 

たった一つが

積み重なれば、人を動かしたり、考えや、身体が変化することを、

武術を通して経験しているからです。

 

 

漢字ではそれがよく現されていて、

 

例えば、

辛いという字。

 

これに

一を足すと、幸せになります。

 

例えば、

何かに立ち止まってしまった時、

たった一つの教えで、

正しい一歩を始めれたりします。

 

 

例えば、

考えがまとまらず埋もれてしまった時、

たった一つの知識によって、

悩みは理解に変わることがある。

 

幸せな人生と辛い人生は

一つの違いだけに現されています。

 

 

そんなふうに、

一つの学問、

一つの知識、

一つの考え、

 

を大切にしていくと、

これまた見えるものが変わる時があります。

 

 

隔週ですが、

武術の稽古や、

整体の勉強会では、

 

そんな一つを深く学んでいます。

 

 

 

 

 

五感の衰えが人を弱らせる

2021.09.09 | Category: 免疫力,武術稽古の養人塾,病気のサイン,症状の考え方,精神力を強くする原則,自律神経症状,自然欠乏症候群と原因不明のすぐれない状態,院長の考え方

以前自然から離れると

病気になる話をしましたが、

 

特に

私は武術指導の際、

 

弟子の方々にはなるべく自然に触れるように伝えています。

 

遠くの水平線を眺めたり、

山で土や木の匂いを嗅いだり、

日陰で日光を感じたり。

 

特に海では学ぶことが多く、

ただ波の動きを見たり、

音を聞いていたり、

 

砂浜を歩くだけでも

身体には目には見えない変化が起こっています。

(たくさんの秘伝が隠れている。)

 

もちろん街のなかでも、

風を感じたり、

雨飛沫を聞いたり

公園で日向ぼっこをしたり、

空を見上げたりするだけでも良いです。

 

 

色々な理由がありますが、

人は先ず使わなくなった

五感から衰えるからなんです。

 

五感のなかでも重要視しているのは、

脳にダイレクトにつながっている

嗅覚です。

 

整体の際でもクライアントの臭いで、

色々な情報がわかります。

 

人は基本的には

嗅覚、

聴覚、

視覚、

触覚、

味覚、

の順に、

気づかないまま少しずつ

衰えていきます。

 

 

 

私が二十歳の頃していた山籠りでは、

まさに嗅覚と聴覚がものすごく敏感になっていました。

 

獣臭や、足音で

野生の動物が近い事を感じとったり、

水の流れ場所を嗅ぎ分けたりする為です。

 

 

暗闇なんかでは、

視覚はあまり当てにならず、

特に嗅覚と聴覚、

肌感覚も大切にしていました。

 

そんな五感ですが、

栄養からのエネルギー不足や、

運動不足からの代謝不全からも

もちろん衰えます。

 

ですが、

自然を大切にすることで、

まだまだ甦るチャンスはあります。

 

コロちゃんの理由で動きが取れないと言い訳せずに、

こんな時こそ、

密も避けれる自然へ行ってみては?^ ^

 

 

 

頭ではわかったつもりになる道理

2021.06.26 | Category: カウンセリング,循環不足,成功者の法則,武術稽古の養人塾,発達障害,精神力を強くする原則,自律神経症状,自然欠乏症候群と原因不明のすぐれない状態,躾け,院長の考え方

沖縄の梅雨もいよいよ明けるかな。

なかなか今年は長いですねー。

 

 

あまり知られていませんが、

琉球諸島には全部で、

6つの言語(奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語)、

があるそうです。

 

例えば、

「美しい」のことを沖縄本島では「ちゅら」と言いますが、

与那国では「あーびゃん」となりますので、いわゆる「方言」ではなく、

まったく「別の言語」として言語学の世界では考えられてるそうです。


「ありがとう」を沖縄本島で、

「(いっぺー)にふぇーでーびる」、

 

石垣島では「にーふあいゆー」、

 

与那国では「あらーぐふがらっさ」、

 

鹿児島県に属する、

奄美大島では「ありがっさまりょーたー」となり、

別の国の言語といっても差し支えないほど、

異なりますが、

いまや日常生活で聞くことはほとんどないみたいですね。

 

沖縄には限りませんが、

 

海では色々なことを学べます。

 

例えば波の流れに飲み込まれた際には、

慌てて暴れると溺れてしまいますね。

 

自分の力を超えたモノに関わった時には静かにそっと力を抜くと、身体は勝手に浮いていきます。

 

本来の身体の奥底には、

水に浮くための道理が備わっていることがわかります。

 

 

そして、

それは武術においても、

健康においても、

人生においても、

 

備わっている道理なんですよね。

 

頭ではわかるかも知れませんが、

わかったつもりは恐いです。

 

 

実際に自然の中で身体を使い味わう事で、

日々、

積み重ねていくことで、

道理は血となり肉となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今触れ合う大切さ。

2021.06.23 | Category: ストレス,マタニティー,不眠症,予防,低身長,免疫力,副腎疲労,夜泣き,学習力アップ,小児へのアプローチ,循環不足,武術稽古の養人塾,猫背,甲状腺低下,疲労,病気のサイン,症状の考え方,発達障害,目について,睡眠,筋肉痛,肩こり,背中の症状,脳疲労,腰痛,膝痛,自律神経症状,花粉症,認知症,赤ちゃんへの手当て,起立性調節障害,院長の考え方,難聴、耳鳴り。,高血圧

ただいま沖縄県で研修中です。

大自然を生かして身体の使い方を学びます。

 

天気予報では雨降りでしたが、

幸い雨は夜だけで、

薄い曇り空が続き熱中症対策もいらない、

丁度良い空気になりました。

 

そして、

1945年6月23日は沖縄では、

沖縄戦の組織的戦争の終戦の日で

今日は沖縄県限定の公休日になってます。

 

 

沖縄には、もともと縄文人が最終的に移動した場でもあると、

とある文書には書いてあります。

 

地元の皆さんはとてもフレンドリーで、

たくさん話しかけてくださります。

 

 

ただ、アメリカン的な雰囲気もあり、

私みたいな自己主張の控えめな人間は、

こちらの環境では、なかなか無駄に気を使い過ぎてるのかなと言う感じもしました。

 

言語でない、

 

非言語のコミュケーションといえば、

ボディータッチ。

 

非言語のスキンシップは、

 

人にもよりますが、

大抵は私たちを温かな気持ちにしてくれます。

 

 

そして身体を通して情緒を安定させてくれます。

 

 

例えば、子供なんかには、

抱っこ〜と必要とされる行為ですね。

 

触るというのは、

成長の過程で、発達に物凄く影響します。

感情はもちろんですが、
脳全体の発達に欠かせません。


脳が大きく発達した哺乳類ほど、母乳が薄くなっていくそうです。

その理由として、

濃度が薄ければ、

それだけ多くの授乳が必要になります。

1日に数十回は抱きしめる。

 

ウサギなんかは、

1日たった1回の授乳で良いそうです。

そしてスキンシップは、

大人でも脳の発達やホルモン、神経作用に大きく影響を与えます。

脳麻痺などで四肢に障害を負った人のリハビリテーションでは、

必ず障害を負った四肢からマッサージをおこないます。

四肢にマッサージをするのは、

自律神経、末梢神経を返して、

脳が活性化するからです。

 

体からの刺激によって脳は発達します。

体からの刺激に応える形で脳は発達します。

体からの刺激がなければ、脳は発達しないのです。

 

どうなりたいか、

どんな刺激をインプットさせるのか、

が問われます。

 

意識しないと、年を取るにつれて、
肌の触れ合いが減ってしまいます。

免疫力の安定はもちろん、

 

痛みや不安、気分、睡眠障害、

 

物覚えが悪くなったり、

 

気づきやひらめきがなくなったと感じるのは、

そもそもの

スキンシップ不足が原因かもしれません。

心理療法が劇的に効く人とは!

2021.06.09 | Category: カウンセリング,サプリメントの,セルフケア法,健康とは,免疫力,副腎疲労,学習力アップ,成功者の法則,武術稽古の養人塾,院長の考え方

物事には流れがありますが、

多くの人がすぐに結果を求めます。

 

すぐに結果が欲しい、

短期間で自分を変えたい、

楽して人生を良くしたいと考えています。

 

意識がそのように出来ているのもありますが、

 

できるだけ面倒なことはしたくない、

映画の魔法のようにパッと、

人生が好転すればいいのにと、

考えたことはありますか?

 

 

誰もが一度は、

このような願望を抱いたことがあるのではないでしょうか?

 

実際、

すぐに結果が変わるかのような、

情報は沢山ありますよね。

 

例えば書店に行けば、

人生を一瞬で変えるとか、

ハッピーになれるとかを

感じさせてくれるタイトルの本や、

 

最近ならば、

インターネットで検索すれば、

そう思わせてくれるホームページも、

簡単に見つけることはできるでしょう。

 

またテレビやニュースなどでも、

何かをきっかけに、

すぐに人生が好転したかのように

見える人や芸能人が紹介されたりもしています。

 

ですが、

残念ながら、

 

実際は、

それまでに、

 

実に長い積み重ねがあるのです。

 

 

ドラマチックな部分ばかりが、

クローズアップされますし、

刺激的で、劇的な部分ばかりを見ようと、

意識は引っ張っていきますが、

 

何よりそんなエピソードの方が、

多くの人を惹きつけるのは、

わかってるんですが、

 

それはあくまでもエンタメなんですよね。

そう、

無意識では、

一瞬で人生が変わることはないのも、

何となくでも、

実はわかっているはずなんです。

 

メンタル療法には、

確かに人生を好転させる力、

病気を改善させる力があります。

 

心理スキルを磨き、

自分の心を

自分でマネジメントできるようになれば、

欲しい結果を得る可能性は、

必然的に高まります。

 

ただし、

それは一瞬で、

人生をバラ色ハッピーにするわけではありません。

 

1 ヶ月で訪れる人もいれば、

3 ヶ月で訪れる人もいますし、

半年、2年、

10年と、下手すれば90年とか、

かかる人もいます。

 

その違いは、

真剣さ、本気さ、信じ込み、

そして何より、

過去の経験や、

毎日の積み重ねの違いであって、

 

その人の能力の違いではありません。

 

それに、スキルを

身につければ未来永劫全てが、

好転するわけでもありません。

 

 

常に自分にとって困難に思える壁が、

反力としての地球に住んでいる以上、

待っています。

 

 

ですので、結局は、

何かを変えたいと思うのなら、

自分を磨き続けるしかありません。

 

 

長期的にトレーニングをしてコツコツと、

地道に、

自分を変えていこうするやり方が、

 

どうしても倦厭されがちですが、

コツコツと鍛錬を続けた先にだけ、

 

今までとは違う世界が広がっているのですよね。

 

ヒプノセラピーとかで、前世に行こうが、

インナーチャイルドの過去の傷を抱きしめようが、

地道の無い人には効きません。

 

 

地に足をつけて、歩く!

これが、秘伝なんですよ。

 

 

 

 

挨拶と礼儀。

2021.05.21 | Category: 武術稽古の養人塾

自分を大切にする事と、

自分勝手は違います。

 

本当の自分勝手は身勝手の極意ですので、

稽古する、

あるいは山籠りでもしないと出来ませんが、

 

誰にでも出来る自分を大切にする方法として、

挨拶がありますね。

 

日本人は、間を大切にする文化を持っていますから、

挨拶で間を調整し、

自分を大切にしてきました。

 

 

挨拶が大切なのは、他人との関わりの声掛け、行動だからですね。

 

小さい頃、躾の一環として、

ご挨拶しましょうと習いましたね。

 

躾、

美しい身と書いてます。

 

武術稽古では、たまーに小学生がくる事がありますが、先ずは挨拶のことから練習します。

そして礼儀作法の身体への作用。


それは、

挨拶と礼儀がきちんと
できるということは、

大人になった時にはもちろん、

今後未来で、世界に関わりあった際にも、
日本人としての誇りを示せる姿勢が、

人として、

受け入れられ、また好かれるからです。


大人になった時に、

人を思いやらず、
自分中心にものごとをとらえたり、

進めたりするようでは誰もついてはきません。


小さい時から、

常に周りに対する

感謝の心と謙虚さ、

そしてそれを表わす挨拶という型を、

きちんと身につけておくことが

武術の第一大事であるということです。

 

 

リラックスになれば良い。

2021.04.11 | Category: 武術稽古の養人塾

頑張るという言葉があります。

頑張るには、

「我慢して、忍耐して、努力する」

根性〜

という感じですが、

 

本来は「我を張る」意味で用いられます。


我を出して頑張っているときは、

身体に力みが生じやすいものです。

 

武術などでも外から加わる力には、

我を張り、力みがあればあるほど影響を受けやすくなります。

 

そして心の面でも同じことで、

頑張っているときは、心にも力みが生じています。

 

すると、

外から受ける見えない力に対して影響を受けやすくなります。

 

その代表的な例がいわゆるストレスです。


ストレスに弱くなるのは、

実は頑張いる人や、過度に力みやすい人に多いのです。


自分の思い通りに物事が進まないときでも、リラックスしていると、

物事をありのままに捉えて、

必要以上の影響を受けなくて済みます。

 

このリラックスは、弛緩するとは違います。

 

弛緩は役に立ちません。

 

リラックスとは、

意識的に抜く行為です。

 

抜きとは感じるという意味でしか成り立ちません。

 

ですから、自分の身体を感じられていないと出来ません。

 

自分の身体を感じるとは、見つめて味わうという感じに近いです。

 

 


頑張ってしまって、

心に力みが生じているときに、

影響を受けやすく、

他人のちょっとしたひと言が胸に深く刺さるときは正にこれです。


ストレスに強くなるには、

リラックスすることが大切です。

(ストレスとは過緊張による脳副腎反応。結局は自分で作ってるんです。)

 

ですが、「〜しないように」

という心の使い方をしているときは、
かえって乱されやすくなるものです。

「氣にしないように」

「失敗しないように」

などたくさんあります。


「怒らないように」

とコントロールすると、余計に怒りが湧きます。

 

「悲しくない」と自分に対して嘘をつくと、余計に悲しみが湧きます。


人間であり、受信システムで生きている以上、

怒ったり、悲しんだり、感情は必ずあります。

その瞬間に心に波が生じるのは当たり前です。

 

しかし、実は次の瞬間には、

その波が静まっていくのが自然の姿です。


波静まった水面に水滴が落ちれば、必ずまた波が生じます。

 

その波は、

時間という約束の中で、共に無限小に静まっていきます。

 

生じた波がいつまでも静まらないとしたら、それは不自然です。

リラックスしているとき、

自然に波は静まっていきますが、

頑張っているときはなかなか静まりません。

「〜しないように」と自分をコントロールすることよりも。

 

リラックスした状態で、「さあ!こい!」と、

正々堂々と物事と結び合い、向かい合うときが、

もっとも強い状態になります。

その時に抜きであり、感じるです。

 

武術も健康も、

丁度良い、最適な状態こそ、目指す状態であり、それが

リラックスです。

 

 

 

わからないから上手くいく。

2020.10.31 | Category: 整体教室,武術稽古の養人塾

先日の武術の稽古後に、

塾生の一人が帰りの食事中に恋愛の話をしてきました。

 

内容は、

気になる女性がいて、

インスタでアピールしてみたけど、

スタンプしか返って来なかった。

それですごく落ちこんでいる。

との事。

 

 

これを聞いて、みんなで

武術に当てはめて考えてみました。

 

武術ではいつも相手のことはわからない。

として観るようにお伝えしています。

 

例えば、

どんな武器を隠し持っているかわからない。

何人いるのかわからない。

どんな風に攻撃してくるのかわからない。

 

みたいな感じです。

 

わからないから、

わかろうとする選択肢も強まります。

 

逆にわかったつもりは、

命を落としかねません。

 

 

ここから恋愛の話に応用してみると、

インスタメールでアピールして、

スタンプが返って来たという事実を観察して、

まだ何もわからないところから、

わかる情報を得れたと考えるべきで、

 

落ち込むのは、

相手のことをわかっていたつもりだったからであり、勘違いしている現象であると考えれるね。と、

話が進みました。

 

そして恋愛では、わからないのが魅力の一つでもあり、楽しみの過程やねと。

 

治療でも一緒ですね。

 

わからないを前提に自分をわかろうとする、

相手をわかろうとする。

 

常に初心忘るべからずですね。