挨拶と礼儀。
自分を大切にする事と、
自分勝手は違います。
本当の自分勝手は身勝手の極意ですので、
稽古する、
あるいは山籠りでもしないと出来ませんが、
誰にでも出来る自分を大切にする方法として、
挨拶がありますね。
日本人は、間を大切にする文化を持っていますから、
挨拶で間を調整し、
自分を大切にしてきました。
挨拶が大切なのは、他人との関わりの声掛け、行動だからですね。
小さい頃、躾の一環として、
ご挨拶しましょうと習いましたね。
躾、
美しい身と書いてます。
武術稽古では、たまーに小学生がくる事がありますが、先ずは挨拶のことから練習します。
そして礼儀作法の身体への作用。
それは、
挨拶と礼儀がきちんと
できるということは、
大人になった時にはもちろん、
今後未来で、世界に関わりあった際にも、
日本人としての誇りを示せる姿勢が、
人として、
受け入れられ、また好かれるからです。
大人になった時に、
人を思いやらず、
自分中心にものごとをとらえたり、
進めたりするようでは誰もついてはきません。
小さい時から、
常に周りに対する
感謝の心と謙虚さ、
そしてそれを表わす挨拶という型を、
きちんと身につけておくことが
武術の第一大事であるということです。