Blog記事一覧 > 武術稽古の養人塾 | 淀川区・十三で評判の荻野接骨院 - Part 5の記事一覧
整体といっても、たーくさんの流派があり、
長所短所があります。
一流のエリアに足を踏み入れてくると、
整体技術の微差がわかってきます。
微差とは、ほんのちょっとの違いのこと。
私はいつもこの微差を大切にしています。
またこの微差を詰めるのが勉強であると私は思っています。
例えば、
武術の良いところは、
実は、
誰にでも出来ないところです。
もちろん、
簡単にできることから始めますし、
その内にやれば出来ると思ってしまいますが
、
実際はそんなに簡単ではありません。
いつ、だれが、どれだけ、どんな場で、どんな風にという外因を想像した上で、
それ通用するように稽古をしているのか?
などを想定した場合、
ものすごく繊細な感性が必要なります。
見た目は一緒でもすごく難しい。
易しい誰にでも出来ることはあまり役に立ちません。
私がそれに気づいたのは二十代の時。
当時通っていたH師の武術研究道場で、
H師がなさる事を、長年稽古していた先輩も、誰も出来なかったのをずっと目の当たりにしていていました。
その後にお世話になったU師の沖縄空手でも、まったく出来る人がいない。
神戸の示現流K師の道場でも。
見事な手刀で丸太をカットするN師でも、
千葉の忍者H師のところでも。
でも、
それが面白いんです。
私の師たちのように、
誰にでも出来ること習って何がおもろいねん。
とまでは言いませんが。
確かに、
動きは真似ができますが、
見た目は一緒でも、内面が、奥行が違ったりします。
作法が変われば作用も変わりますから。
出来ないから価値があると思えるかどうか。
これは仕事の話も同じ考えです。
ビジネスの原理原則を考えた時に、
楽で
簡単で、
すぐ出来て、
誰でも出来ますってことは、
他の人も実践できます。
つまり、
ライバルが多くなるので結果的に、
気がつけば、めちゃくちゃ難易度が高い仕事になるわけです。
となると、
誰にも出来ないくらいの技術を得ることが、
誰にでも出来きる位置とは微差の位置となり、
それが本当の楽しくて、
面白くて、優しい仕事になります。
当院の整体技術は、優しいです。
だから、簡単には真似も習得もできません。
私でないと出来ない技術があります。
だけど、
最近まで当院の整体を何年も勉強に来られている先生達は、
かなりの技術になってこられました。
これは嬉しいですね。
教え方が上手いのでしょうか?笑
いえ、やはり意識と行動の継続。
一つ技術を極めるには、やり方を含めてあり方など、それ相応の時間が必要だということです。
本物と偽物が分かりづらくなっている世の中ですし、
その差はますます微差かもしれませんが、
中途半端でなく、
本物の時代がやってくるかもしれません。
その微差を追いかけるのがプロであると言えるのだと思っています。
プーさんを見てたらディズニーランドに行ってみたくなりました。
だって、楽しそうなんですよね。
アトラクションやパレード。
どんな人も楽しいのが好きなはずです。
それは、
子供だけじゃなく、大人も、どんな人も、
誰でも、
出来れば楽しませてほしいと思って生きているんじゃないでしょうか。
それでは実際に、
楽しませてあげるとはどんなことを想像しますか?
何か面白いことを言うこと?
いいですねー。
笑わせるようなことをしてあげること?
楽しそうー。
飲み会に誘うこと?
身体には気をつけてねー。
カラオケに連れて行くこと?
ミスチル一緒に歌うべー。
遊園地に遊びに行くこと?
わくわくするよー。
ってな感じで、
いろいろなことで一緒に楽しませることはできるかもしれませんが、
最終的にはそれはモノや出来事依存にしやすくなっていきます。
それは楽しいというのを否定しているわけではありませんが、
それで楽しませていると勘違いしていると、
そのうちに、
楽しいことしてくれないとか、
楽しいところに連れて行ってくれないって、
文句が出てきてしまうのがオチです。
特に子供ぽい大人や、
子供なんかはその傾向が強くないですか?
つまんないって、言われませんか?
それでは人は何が楽しいのでしょうか?
実は、
モノや出来事に頼らない、
自分一人でできる楽しさを、
教えてあげる、
または体験させてあげることが大切だったりします。
それは一生懸命が、楽しいということ。
特に男性には、
一生懸命やっていることを褒めてあげることです。
一生懸命が楽しいとなれば、
いつでもどこでも自分で楽しいをつくっていける人生になります。
つまらーん。退屈ぅー。おもんないー。
が減っていきます。
子供がテストで 100 点とったから嬉しいというのではなく、
親ならば、子供が一生懸命にやったから嬉しいと伝えてあげること。
ここ大切です。
親が嬉しいことを子供たちは楽しいと感じていくのです。
子供の頃に一生懸命が楽しいのだという体感と経験がどのくらいあるのかということが、
一生の楽しさを生み出すヒナ形となるのです。
子供のサッカーなんかもそうです。
勝ったら楽しいのではなくて、
一生懸命が楽しいのだという価値観を共有しましょう。
もちろん、それは大人になっても遅くはないみたいです。
私は大人なってから、
一生懸命の楽しさをみつけましたから。^ ^
私は整体や武術を通して人と身体と向き合えて、
しかも一生懸命に実践しないと、
まーったくわからないことだらけですが、
その場に降りてくる感覚とか、
身体の不思議とか楽しいですよー。
伝わる人に伝われば良いなと思ってます。(^。^)
言いたいことを伝える。
って、言葉だと単純だけど。
私にはものすごーく難しく感じているカテゴリーです。
実際この前の水曜日にも、
ご予約を取られてると勘違いされたお客さんが来られたのですが、
既に違うお客さんが、
しかも妊婦さんでとても大事な時期な方が来られていて、
集中していた施術中に
重なってしまいまして、
普通に勘違いされてますよ、
ご予約は来週でしたよー。
と言えば良いのですが、
先日の台風で当院が停電になり休診させて頂き、キャンセルになったお客さんだったので。
しかも、その方は家も近所で無いという事情もあり。
の状況で、
なんとかしてあげたいけど、、、。
今目の前の方をおろそかな対応には出来ないので、
ご予約の間違いの件は告げずに、
少し待ち時間がかかりますので、
しばらくお待ち下さいね。
とだけ告げたのでした。
まあ、歯医者や病院でも、予約していても大分待たされることはありますしね。
そして、目の前のお客さんの調整も綺麗に終わりかけた頃、
ものすごい勢いで、遅いと、
キレて帰られてしまいました。
あ〜、
ちゃんと今日はご予約入ってないですよ?
と伝えた方が良かったかなと。
感じたりした水曜日でしたが。
そんな私の話は置いておいて、
精神的な世界では、
自分の言いたいことが言えないから
次々に問題が起きる。
という仮説もありますね。
また、身体的な世界でも、
自分の言いたいことを我慢したりすると、
肺や腸が萎縮して、
何らかのサインを出すことを臨床で経験しています。
でも、
だからといって、
何でも好きなこと言えばいいのか?
といえば、これはこれで、
実は、
新しい問題に繋がったり、
返ってややこしいドロ沼におちいる事も考えられますよね。
言いたいことを抱え込んでいると、身体や精神の循環が滞り、病気へ。
かといって、
黙って空に祈り待っていても、、、。
いくら時間のスピードが早くなったと言っても、
量子の世界と違ってこの時代のスピードでは変化も大きくは作用せず、誰にも通じない。
こんな時の基準を考えてみると。
普段から、
言いやすい関係をつくる事に重心を置くと良いという事が浮かびます。
言いやすい関係なんだから、何でも言い易いし、もしくは言えるでしょ。
これは、武術的な発想ですがね。
言いたい、言いたい。
伝えたい〜〜。
だけでは、
実は言えなくて、当たり前。
緊張したり、どもって当たり前。
不安な気持ちになって、当たり前。
言いたい事が言えるー。
そんな関係をつくるのにあたって、
言いたい相手を深く理解することが、
大事になってくるのです。
これが受けであり、守りであり、下準備になります。
私は帰られた方と、
まだまだ関係が出来てなかったということになりますね。(^。^)
先週も武術稽古の月曜日に、
達人調整師のSさんが参加してくれ、
上半身の波の様な動きのレクチャーをしてくれました。
波の動きは、武術では連動の一種として、
色々な応用が利きます。
ただ、いきなり出来ないのが普通なんですが。
それでもスムーズにできる為のレクチャーがありました。
それはさする行為です。
しかもゆるゆる〜みたいに声にだして。
また、二人で背向かいでゆるゆるーと部位同調を使って身体でさする行為なども行いました。
そんな緩んだ上半身を、使って波の稽古。
そのまま、
歩法の稽古。
波手と歩法の居残り稽古。
そして今週は、
参加表明が多かったので、
スペシャルな稽古。
なんてったって、
二週間休みになりますやんということから。
始めは型の復習。
そして、基本動作の武術的、施術的な応用。
水を使った合気と、中心つくり。
返し技。
エネルギーを体術に実際使うと。
中心があるからの表現とは。
断層。各層。
それはどんな表現になるのか?
多人数の稽古と、
守り、受け、下準備が大切
をやりました。
また、
ヨガが何故に、
洗脳につかわれたり、
苦行であり、大抵の生徒はエネルギーが無くなるのか?
本物のヨガマスターの秘密。
先々週の多次元エネルギーのことを覚えいてはった塾生の、
現在のサイババに出会った時のお話など。
盛りだくさんでしたね。
またよろしくお願いします。
今週の武術の稽古は、
養人塾の発足時のメンバーである1人が、
ひさびさに参加してくれました。
彼は今も運動科学研究所で高い授業料を払って身体の使い方を勉強されてきたので、
身体の脱力や使い方は抜群です。
せっかくなので、前半はその彼に色々とやってもらいました。
その中でも、難しいのは肩甲骨を立てるしぐさ。
本来四つ足動物はみな肩甲骨が立っているんですが、
人間は腕の自由度と引き換えに肩甲骨を肋骨にべったりくっつけてしまう癖が強くなっています。
小さな頃、自由に遊んでいた子供たちの肩甲骨は、まだ立っていて、フニャフニャですが。
スポーツや、筋トレをする過程で皆硬くくっついてしまうみたいです。
そんな肩甲骨が立つと
どんな風になるのかを塾生ひとり1人に、突きや、投げの技で味わってもらいました。
コツは僧帽筋や、菱形筋を脱力して、
前鋸筋にだけ働きかける事。
まだまだ使い方には応用があるので、
また学びたいと思います。
後半は、
続施術家の手。
これを使って多列に並んだ塾生さんに連動させて動かしていくことを練習しました。
そしてナイハンチの型稽古。
分解稽古。
掛け手の次のバージョン。
で終わりました。
今日は祝日ですが、
仕事が楽しいので受付してます。
普段忙しい方や、久しぶりの方はこの機会に、是非ご連絡を。^ ^
なんか外国語で頻繁にメールしてくる方。
翻訳して連絡下さいねー。
難しい言葉はわかりません。
そして、
今週の武術の稽古は、
お盆やすみがあるので?
リクエストに沿って、
生命の本質に沿ったものを行いました。
生命の本質とは?
古代ギリシャのアリストテレスという哲学者が
生命の本質とは受け取って出すこと。
と簡単に言ったそうですが。
この真理を身体を使って行いました。
施術家の手をつくるには?ということに関しての話から、
相手が突いてきたものに対しての体現は、
なんとか出来ても。
相手が立ち突っ張った状態のままを
倒すのは難しかったみたいです。
重心が動いてないですからねー。
同じ土俵で向き合わない。
逆に同じ土俵に立つ。
そして、陰陽反射を使った捌き、
脱力を使った感覚の稽古。
ペットボトルを使った投げ。
あぐらでの呼吸を使った投げなどを行いました。
最後はナイハンチの稽古でした。
よく技がかかった時に、
手加減してるんでしょ?と言われる事がありますが、
実は基本的にはしていません。
自分が手加減していたら、
相手もいい加減になっていくからです。
もちろん、その技に対してそれ以外の違う変化はしていないということです。
最終的に武術は変化の取り合いなので。
稽古では受ける方も稽古なのです。
また武術においてやるべきことや、
言うべきことを言っていなかったら、
お互いの悪い部分が引き出されて、
表面的で薄っぺらい関係になってしまいます。
それを望んでいる方にはそうするかもですが、しないので続かない人が多いのかな。
それでも、相手の中の天才性や、
突き抜ける才能の種に合わせて、
その時点で精一杯、
信じて付き合っていけるように指導させて頂いています。
まあ、
施術の勉強をなさってる方は身体の使い方の引き出しが出来て、面白いでしょうね。^ ^
久々テレビをつけてみたら、
熱中症の方がかなり出てるみたいですね。
熱中症は、
脱水症状ですが、
塩分の補給も必要です。
水だけ取れば良いというわけではありません。
逆に水で塩分の濃度が薄まって熱中症にかかる場合もあります。
吐き気だけでなく、
寒気、
手足の痛みや、
頭痛、
眠気、
気怠さ、
めまい、
食欲不振も、
熱中症状の可能性があります。
これらの症状が出る前に、
こまめに水分とミネラルの補給をしましょう。
疲労の強い方や、寝不足が続いてる方、
高齢者や、小さな子供達は、
水分の補給の必要性を感じにくいので、
手遅れにならないように気をつけて下さい。
冷房もタイマーにせずに、
真夏日は、つけていた方が無難ですよ。
寝ている間に熱中症になる人もいますからね。
整体を教えてる時に
一番最初に伝える基本であり奥義は、
見るということです。
見るというのは、本来人間ができる大切な行為だからです。
そして、物事を見る能力だけは人間に、
もともと備わっている能力ですが、
残念ながら。。。
解決する。
という能力は、本来人間には備わっていません。
だけど、
見るという行為が消極的に感じられるので、
どうしても何かやりたくなるのですね。
ここを素直に。
そこをちゃんと見るに絞ると、
身体も自然に行くべき方向へ動きはじめます。
見るといってもたぶん深〜いですよ。
先週から今週にかけては、
呼吸法による足音や気配、
手や体の圧力の稽古をしました。
また学生さんが参加したので、
骨盤や背骨を使った蹴りや、
震脚を使った投げや、
手で反射と形と重みを使った間合いの稽古。
そして礼儀作法の凄さを少しやりました。
礼儀作法で大切なのは、
腰の低さと、間、そしてお返しです。
このお返しがないと武術ではやられてしまいます。
メールやメッセージ、ラインなどで、
自分から送っておいて、
返事が帰ってきたものに対して返信しない人が当たり前になってきていますが、
そういうのが続けば大概は、
身体や精神の調子が悪くなります。
私自身もちゃんとできているわけではないので、
反省しながらも気をつけようと思い返しました。
会話もそうですね。
今週の稽古は、
必要以上に反応しない。
これは武術的にも大切な概念です。
必要以上の反応で勝負が決まってしまうからです。
で、この必要以上に反応しないという行為は、以前やったオウテン以外でも日頃の行いでも稽古できます。
例えばコップに入ったお茶を飲む時。
そのコップと、お茶の重さと丁度良いバランスのとれた圧力と運動量でお茶を飲めているかなどです。
こういった稽古は、
やってみればわかりますが、
強すぎず弱すぎず、
ゼロポイントで扱うには、丁寧さが必要になってきます。
すなわち、丁寧に生きているか?
に繋がります。
丁寧な扱いは、人にどれだけの影響力があるのか。
着替えた服をぐちゃぐちゃに置いてる時と、
丁寧にたたんでいる時など。
それを型や呼吸を使った際にどう感じ変化するのか?
をやりました。(^^)




























































