Blog記事一覧 > 武術稽古の養人塾 | 淀川区・十三で評判の荻野接骨院 - Part 10の記事一覧
先日はサンチンという武術の型の練習で、
捻れの作用や、平等の表現をしました。
その武術稽古の後、稽古生の一人が、
こんな事を話してくれました。
「荻野先生、実は今日は武術稽古はお休みしようと思っていたんです。
だけど、ちょうど最近読んでいる刃牙という漫画で、空手家の愚地独歩という人物が、体調が整わずに襲われた時に、こんな事を言っていました。
『人間生きてりゃ飯も喰えば酒も飲むんだ。
ケガもするし病気もするだろうよ。
ベストコンディションなんて望むべくもねぇ……。』
それで、ハッと気づいたんです。
いつも体調が良い時にだけ稽古をするのは違う気がするって。
今日は絶不調ですが、稽古にでたお陰で、
楽しくまた新しい自分を見つけれました。。」
これは私自身が稽古の時に言っていた事でした。
それは、
「どんな理由があっても、
いつでも今が一番の調子良い時。
いつでも今がベストコンディション。
それが結果でもあり過程でもあり。
例えば、
事件に巻き込まれた際、
自然物である相手の方に、
ちょっとまだ私はベストコンディションじゃないから、またにして下さい。
は通用しないですよね。」
施術でいうならば、
頭が触れないならば、
お腹で、お腹が触れないならば背骨で、
背骨が触れないならば手足で、
今、どこも触れないならば空間で、
整体という手入れをする。
みたいな哲学にも繋がってきます。
それにしても、稽古生の方から自分が発言していた言葉が返ってきて、とても感動しました。(^^)
アトピー性皮膚炎のルーツとして、
シックハウス症候群がありますね。
これは、建築資材から有害物質が出てきてなる問題ですね。壁紙や、接着剤なんかですね。
次がストレスや、緊張ですね。
大人の方でしたら、転職や過労、人間関係の葛藤からくる過緊張が原因となる場合もありますね。
それから、
皮膚の感染症。
皮膚バリアが低下気味の際にステロイドを使い免疫力が下がり、カビや細菌、ウィルスが感染して、ひどくなるとかですね。
結構目立つのは、
慢性病巣感染ですね。
これは、慢性的に虫垂炎や、回盲部リンパ節、上咽頭炎や、扁桃腺炎を起こしている人の事で、この場合は、身体全体が免疫力の異常となって、二次的にアトピー性皮膚炎になるというパターンですね。
病気にならないかどうかとか、
結婚できるかどうか心配だとか、
人生なんだかんだと不安で一杯。
と、いつもしんどそうな人が陥るのが不安ですね。
人生に対して不安な気持ちになるのは、
そもそもですが、
どこかに正解があると思っているからです。
もちろん、
セミナーなんかに行くと、そのセミナーの主催者が正解ですし、
日本の世間では憲法や法律が正解。
そんなふうに、
場によって正解が用意されている時もあるけど、
正解が用意されていないものは、
作り出さないといけない時もあったりします。
たとえば、
人生の正解は?
家庭での正解は?とかですね。
そんなのは、
その時のその場で決まってきます。
では、どの場で生きていくのか?
おぎの、お前も日頃から考えとかなあかんぞ、
と、20歳頃に通っていた、
ちょー怖いスキンヘッドの武術家の先生に言われた事は、
今でも思い出したり忘れたりします。
とりあえず、
病気になりたくないとか、
不安になりたくないならば、
あわてない。
願いが叶わない〜とか、
あわてない。
結果を、あわてない事です。
今。
過程でやれる事を探しましょう。
そして、
やりたい事を味わう余裕を持つ。
そしたら、
過程の連続が、達成感をあらわし、
満足感が生まれ、
また新しい願いや結果を作り出しますから。
私も昨日は河川敷で一休みいたしました。
暑かったな。
起立性調整障害の方や
慢性疲労症候群の方、
に共通している事があります。
それは、肌へのスキンシップ不足です。
どちらも見えないストレスから、
神経が過緊張となり副腎ホルモンの過剰があったはずなんです。
過緊張は皮膚の鎧化ですね。
皮膚に優しくスキンシップをするのは、
猿もやってますが、人も必要です。
鎧化を緩め、
眠くなる様な皮膚刺激。
究極の癒しは皮膚にあったりします、
ですから、気に入った人に触れてもらうのは最高の施術になるわけです。
整体などで言われている、手当ての原形がこの触れですから。
どんな触り方が良いのか。
それは重身のある触れです。
もちろん、副腎の材料は肝臓で作られるので、目を休めたり、添加物を減らしたりするのも大切ですよ。
そして何より大切な人や、信頼のおける人からの触れは、生きる力が湧いてきます。
それはお金では変えられないものです。
この前の武術の稽古の帰り道、ラーメン屋さんにて、稽古生の方が言いました。
私はもう他人と比較するのはやめたんです。
それよりも、
昨日の自分と比較しています。
その男性はすごくカッコよくみえました。(^^)
あなたの周りには、
他人と比較しては落ち込んだり、苦しんだりしている人がいませんか?
比較って、
結構簡単にできて、
また癖になりやすくて。
誰でもキリもないんですよね。
苦しみも刺激という幸せなんで。
で、ついつい、はあ〜と、
落ち込んでしまい人が多いですよね。
理由は様々。
誰々は昇級したのに、私は、、、
誰々は開業したのに、私は、、、
誰々は彼女がいるのに、私は、、、
誰々は子供ができたのに、私は、、、
誰々は、、、、、私は、、、。
この落ち込みや苦しみはどこから生まれるのか?
簡単に言ってしまえば、
「自分は他の人より優れているはずなのに〜〜。」!
「自分はほかの人よりも優れているべきなのに。」!!
っていう勘違いな思い込みが、
実はこころの奥に潜んでいるからだったりします。
誰よりも、?
頑張ってるから、?
長生きしてるから、?
たくさん勉強してるから、?
だれよりも苦しんでるから、?
たくさんお金つかってきたんだから、?
根拠はなんでもいい。
とりあえず、
「自分は人より優れているはず」!!!
っていう隠れた信念が、
グラリとゆらいでしまったから、
結果、落ち込むんです。
日頃から、
落ち込む、
落ち込むって
しょっちゅう口にしてる人って、
パッと見はすごく謙虚そうにみえますが。
ところが
本当のところは、そんな
「慢心」から来てるんですね。
大切なのは、比較の使い方です。
例えば、昨日の自分よりも、
学び、成長した事に気付くことだったり。
例えば、なりたい形と比較をしてそれに近づく様に、その為に行動してみることだったり。
間違っても、
『私は他の人よりスゴイんだ!!誰々には勝ってる!』
と感じる事ではないですね。
私自身も人間ですから、そうはならない様に気をつけたいと思います。
スピード、
成功されいる人は皆大切にされていると言われてますね。
空手や、武術においても、スピードは大切になります。
もっと早く、もっと早くと、
突きの練習や、
ステップの練習を学生時代させられていました。
このスピードも、とても大切です。
が、そのスピードと同じくらい?
もしくは、時計で測るスピードよりも大切なのは、、、、
それはタイミングでのスピードです。
宇宙からみたら、時間はありません。
時間は人間が脳で作り出した都合の良いシステムです。
でも、その時間スピードに人は疲れ病んでいる状態の人は多いのではないでしょうか?
武術では、
突きの速さは、相手とのタイミングで変わる事を稽古したりしています。
遅い突きでも、タイミングが良ければ早く感じれます。
今週はそんな稽古を中心に、
肘の隙間のチカラ
引きは体軸で
屈筋と伸筋を感じる
土踏まずの作り方などをしました。
頚椎は頭を支える大切なところです。
その頚椎が良い状態、
即ち整体された状態であると、
自然治癒力に活力が、
身体が治るスイッチが入ります。
たとえどんな状態で、
どんな症状があったとしても、
変化をつくるのは、いつも身体です。
施術の際は、その自然治癒力を最も信頼し、
尊重して整体にあたらさせて頂いています。
それは、私が何かやっているという状態と、
身体に何かさせられている状態を行ったり来たりしている感じです。
会話みたいですよね。
もちろん私の意志と、お客さんの身体の意志。
どちらかが、かち合ったならば、まず身体の意志に私は譲ります。
自分の意志は放棄するわけです。
願望法と同じです。
どうなりたいのかは、押し付けるものではないですし、
押し付けたところで、
自然物がどうにかなるわけでもないからです。
成長には二つあります。
一つは、もくもくと毎日努力を重ねて、身につけていく成長。
もう一つは、別に何か特別な事はしなくても、勝手に成長しちゃう成長。
前者一つしかないと思うと、
毎日が追い詰められたような切迫感と、
いつまで経っても、
足りない、出来ない、と
消えない不安に怯えさせられ易いです。
あれもこれもと、
やりたい事よりも
やらなければならない事が増え、
金銭はかさみ、
いつまで経っても満たされない、
それでいて疲労しながらも、
成長という一つの言葉で、
世間に踊らされてしまいます。
で、
後者の自然に、
勝手にいつの間にか成長するから大丈夫だという視点もあれば、
何故だか、
本当にやりたいことに時間を使える余裕が生まれてきます。
不安から動いていた時と違い、
本当にやりたい事にはお金も惜しくないし、
楽しいし、失敗しても笑えます。
行きたいとこへいき、
会いたい人に会い、
成長は結果、
気がついた時についてきます。
過程を味わえる余裕が生まれます。
そして、
何故だか色々と周りも協力してくれる運もついてきます。
なにより、生きるのがほんのり楽に感じれます。
でもどちらにも共通しているのは行動です。
そして、どちらにも偏らない、
二つの成長があるんだという、三つ目の立ち位置にいれることが理想ですね。
瞑想のやり方を教えて下さいと言われたので、書きますね。
瞑想は簡単です。
いつ、どこで、どんな時にも、
心の中で何が起こっているのか?を見守る事を差します。
とりあえず、ただ見守るだけ。
その行為がココロを休め、本来のココロを経験させてくれます。
本当にただ見つめるだけです。
結果については気にしてはいけません。
身体に不快を、感じたり、音が聞こえたり、
ココロは騒ぐかも、もしくは空白かも知れません。
それでもただ見つめて休めます。
あるがままの気づきを直接見つめる行為。
それが瞑想です。
今週の武術稽古は岐阜から、
定期的に施術に来られている方も一緒に時間を過ごしました。
内容は沖縄空手のサンチンを使って。
重心の移動や、軸の大切さ、方向の多重化。
虚実の廻し、その場突きのダンスなどでした。
すごく勉強になったと言ってくれはったのは、正面の向かい合わせと、自己主張のいなしでした。
人は常に正面を向いています。
そして、自分が正しいと主張しています。
その正面を回転させると、
主張は調和に変化します。
まあ文章は難しいですから、この辺で。(^-^)




























































