Blog記事一覧 > 11月, 2025 | 淀川区・十三で評判の荻野接骨院の記事一覧
メール相談についての再度お知らせです。
最近、結構な割合いで、
メールでの
身体や症状に関する質問、
家族のお悩みのお問い合わせ、
急性慢性、色々な医療相談が増えています。
整体施術とは別に、
メールでのご相談でも、
時間と専門的な判断が必要となるため、
(1人だけなら20分ほどでも、4、5人となると、結構な時間を要します。)
また
プライベート時間との区切りをつける意味でも、
メール相談は有料(5,900円) と
させていただいております。
何を聞いてもらっても大丈夫ですが、
通院している方・ご家族の体調相談も、
同じく「メール相談」の対象になります。
必要なときは遠慮なくご利用くださいね。
※緊急の場合は医療機関の受診を優先してください。
よろしくお願い致します。
こんにちは。^ ^
植物の世界では紅葉が綺麗に現れてますね。
今日は、
外から変える呼吸と、
内側から整う呼吸のワークをお伝えします。
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「なんだか怠い」?
「眠気がとれない」?
「休んだのにスッキリしない」?
そんな“疲労感”が抜けない日
って最近ありますか?
実はそれって、
身体と脳にズレがあるかもしれません。
そもそも疲労とは!?
筋肉や神経など、
身体そのものが消耗している状態の事ですね。

一方で疲労感とは、
脳が「なんか、もしかして、これって、もう限界かも」と感じて出す、
主観的なブレーキの信号です。
つまり、
身体はまだ動けるのに、
脳がストップをかけている。
これが、
「疲労感が抜けない」ってやつの正体です。
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そんなとき役立つのが、
呼吸を使った方法です。
やり方は慣れれば簡単。
なるべく、
短く、
速く、
鼻で吸って、
口で吐く。
この呼吸を繰り返すだけ。
この呼吸では、
脳の中にある中脳水道周囲灰白質
という部分が刺激され、
全身を緊張させる交感神経が、
一時的にブースト活性化します。
運転中や、勉強中、なんだか
「だるい」
「眠い」ときに行うと、
数十秒でスイッチが入り、
頭がシャキッとする感覚があります。
いわゆる世間でいう、
エナジードリンクのような感じです。
ただし、
やりすぎると過換気になるので、
大体30秒から1分ほどで止めて、
自然な呼吸に戻すことが大切です。
この呼吸法は剛法といい、
軍隊や武術太極拳がする
「外から状態を変える」テクニックです。
一方で、
整体で扱う呼吸はもっと静かです。
それは、
今あるズレに気づくことで、
勝手に整う呼吸です。
深く吸おうともせず、
速く吐こうともせず。
ただ呼吸が自分の身体に戻ってくるのを感じる。
このとき、
交感と副交感のバランスが自然に整い、
身体も心も中心に戻ります。
これが柔法で、
内側から整う呼吸です。
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外から変える呼吸は、
交感神経を一時的に上げるので、まさに
即効性があります。
内側から整う呼吸は、
即効性はありませんが、自律神経を中庸に戻し、
静けさを生み出します。
どちらが良い悪いではなく。
外側の呼吸は、
行動前や集中したいときに、
内側の呼吸は就寝前や施術中、
瞑想時に向いています。
剛柔はどちらも必要で、
どちらも生きるための呼吸です。
呼吸は、
外から入ってくる空気ではなく、
内側で戻ってくる流れを感じるものです。
すなわち呼吸を感じるとは、
「空気の動き」を追うことやなくて、
その内側の圧・流れ・生命のうねりを感じることなんです。
疲労感は、
まだ戻っていない呼吸のサインかもしれません。
まずは
動くための呼吸を。
そして、
戻るための呼吸を。
その両方を自由に行き来できるようになると、
身体はどんなときでも整う方向を思い出します。
こんにちは。
今日は日常生活の間シリーズのエピローグです。
タイトルは、
〜間が、生命になる〜
です。
「スペース」「調和」「リズム」
これらを
それぞれを見てきた存在として、
今あらためて気づいたことはありましたか?
実はこれらは別々のものではなく、
すべてが“間”という
生命の動きの現れだということに。
スペースは、流れのための余白。
調和は、響き合うための間。
リズムは、その往復の呼吸。
空けて、響いて、動く。
この三つの働きがひとつになるとき、
私たちはようやく、
生きていることそのものに戻っていきます。
それは、
頑張るでも、悟るでもなく、
ただ存在が流れに委ねている状態。
静けさの中で、
呼吸と鼓動と世界の音がひとつに重なり、
状態という形が、
大きな生命の波の中で溶けていく。
その瞬間、
実は「整える」も「治す」もいらなくなるんです。
なぜなら、
生命そのものが、
すでに整っているからです。
整体の場でも、
受け取る準備ができている状態に、
この存在がすべきことは、
何かを足すことでも、
欠けたものを探すことでもなく、
ただ、
この“間”に気づき続けること。
その気づきが深まるほど、
人との関係も、
身体の動きも、
エネルギー、エナジー、
すべてが自然と流れ始めます。
そしてその流れの中で、
苦しみも喜びも、
同じ生命の拍動として、
息づいていることに気づけたらどうでしょうか。
“間”とは、
静けさの中にある呼吸であり、
自然世界と存在がひとつであることを
思い出す場所。
今、
その“間”に耳を澄ませた瞬間から、
どこででも、
すでに生命の音楽は始まっているかも
知れません。




























































