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原因不明の蕁麻疹について,栄養面から | 淀川区十三 荻野接骨院

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原因不明の蕁麻疹について,栄養面から

2024.01.09 | Category: めまい,アルツハイマー、認知症、レビー小体,アレルギー,ウツ病,カンジタ菌,ギックリ背中痛,サプリメントの,ストレス,上咽頭炎,免疫力,内臓疲労,冷え症,副腎疲労,,寒暖差疲労,循環不足,手湿疹,毒素とは,皮膚炎,自律神経症状,蕁麻疹,薄毛,薬害,院長の考え方,頭痛,首のコリ,鼻つまり

こんにちは。

 

今日は勉強会レベルの話をします。

 

この秋から冬にかけて、

原因不明と言われる蕁麻疹が

学生さんから、高齢者の方まで。

 

顔から身体の下半身まで、

赤い斑点のような蕁麻疹がでました。

という相談が重なりました。

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スパイクタンパクによる末梢血管の詰まりによる炎症では?

と言う話を勉強会で聞いていますが、

どちらにしても、

表に出てきているので、

アレルギー反応と考え

何らかの解毒をするのが良いかなと、

その対策は今後少しずつやっていきます。

 

 

 

蕁麻疹に限らず、

症状から人を診る場合には、

 

身体エネルギー的、

思考エネルギー的、

栄養エネルギー的、

 

最低でも

3つの視点からみるようにしています。

 

今日は栄養エネルギー的からみた

蕁麻疹の仕組みと、

対応についてお話します。

 

 

蕁麻疹とは、

皮膚に赤い腫れやかゆみを引き起こす、

一般的な症状ですね。

 

 

この時に体内には肥満細胞から

ヒスタミン

という物質が放出されることによって、

症状が引き起こされます。

 

このヒスタミンは、

体内の免疫反応に深く関与している化学物質です。

ヒスタミンが放出されることで、

血管が拡張されます。

 

そして血液中の成分を外部に浸透させて、

細菌感染や傷害に対する体の防御として、

働きます。

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活性酸素で炎症を促進し、

どんどん白血球などを炎症部位に引き寄せます。

また 消化器では胃の壁にあるヒスタミン受容体を刺激して、

胃酸の分泌を促進し、

異物である食べ物の消化を促進します。

 

(だから適度には存在しないと、

たんぱく質の吸収ができなくなったり、

腸内の悪玉菌の増殖など、

逆に悪影響が起きる可能性があります。)

 

更に脳内では神経伝達物質として、

覚醒、注意力、食欲、睡眠などの

調節に関与します。

 

(例えばヒスタミンがなくては、

眠くて起きてられません。

 

だから、抗ヒスタミン薬を飲むと眠くなるでしょ?)

 

(またヒスタミンが多くなると食欲も抑えられます。

 

抗ヒスタミン薬を飲むと、食欲が湧くことがあるのはそのためです。

 

食欲不振で悩んでる人は、

ヒスタミンが過剰なのかもしれません。。)

 

と言う感じを踏まえた上で

 

結論、

アレルギー反応とは自分と認識できない何かが、

もしくは自分の中で自分が異物として認識された際の

炎症の結果です。

 

 

皮膚の腫れや赤みは、誰かが起こしていると言うよりは、

 

血液中の液体成分が、

周囲の組織に漏れ出しくることにより起こっているわけです。

 

 

 

例えば

特定の食品や薬への反応、

何らかの感染症での反応、

環境や思考のストレスによる反応、

身体的な刺激、使い方による反応、

によって、

 

それって異物かもって勘違いされた場合に、

ヒスタミンが出るわけですね。

 

 

そんな自分への治療方法としては、

 

ほとんどが

抗ヒスタミン薬の使用が一般的ですね。

 

 

これらの薬は、過剰に反応する

ヒスタミンの効果を抑えて、

症状の軽減を図ります。

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しかし薬での対応は対処療法であり、

反応する自分という原因が存在する限り、

症状が出続けるかもしれません。

 

蕁麻疹による生活の質の低下、

痒みで集中力が失われたり、、

夜間であれば睡眠に悪影響があり、

更に病院に通うために休日が潰れたり、

するのは大きな損失なはずです。

 

更にいつ症状が現れるかわからないという、不安も生活の質を悪化させるでしょう。

 

女性だったら、顔などにでたら、

化粧も出来なくてモチベーションも下がってしまいそうですね。

 

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簡単なところとしては、

先ずはヒスタミンを摂らないことを、

意識してみてはどうでしょうか?

 

蕁麻疹は過剰なヒスタミンの放出と、

それによる血管透過性の亢進により

発症するって話でしたよね。

 

 

だからヒスタミンを放出しないで、

 

万が一にも放出したとしても、

血管透過性を亢進させなければ、

 

症状が抑えられやすいということです。

 

 

ヒスタミンを減らすために

必要なのは以下の2つです。

 

1、そもそも摂らない。

 

2、できるだけ分解するです。

 

そこでまずは、

ヒスタミンを摂らない方法としては、

ヒスタミンの多い食品を、

普段から控えることです。

 

例として、

1. 熟成されたチーズ: チェダー、ゴーダ、スイスチーズなど。

2. 発酵食品: ソーセージ、サラミ、醤油、味噌、キムチなど。

3. 魚介類: とくに保存されたり熟成された魚(塩漬け、燻製、缶詰など)。

4. アルコール: 特に赤ワインとビール。

5. ピクルスや酢漬けの野菜: サワークラウトなど。

6. 一部の野菜: トマト、ほうれん草、アボカド。

7. ドライフルーツ: プルーン、デーツ、イチジクなど。

8. ナッツ: クルミ、カシューナッツなど。

 

特にヒスタミンは古くなった青魚などに多く含まれます。

 

古くなった鯖で蕁麻疹が出るのはそのためです。

 

また一部の乳酸菌やカンジタ菌などの腸内細菌はヒスタミンを生成します。

 

(それらの菌が過剰である場合は

GI-MAP検査で菌種の特定を行い、

専門的な方法で除菌する必要があります。)

 

 

 

次はヒスタミンを体内で合成しないというお話です。

 

ヒスタミンは

ヒスチジンというアミノ酸から

合成されます。

 

だから、

ヒスチジンというアミノ酸を過剰に摂取すれば、

ヒスタミンが多く作られる可能性があります。

 

ヒスチジンはほとんどのタンパク質に入っています。

1. 肉類: 牛肉、羊肉、豚肉など。

2. 鶏肉と七面鳥: 特に暗い肉。

3. 魚類: マグロ、サーモン、イワシなど。

4. 乳製品: 牛乳、チーズ、ヨーグルトなど。

5. 豆類とレンズ豆: 特に大豆製品(豆腐、テンペなど)。

6. ナッツと種: くるみ、カシューナッツ、ゴマ種など。

7. 全粒穀物: キヌア、大麦、ブラウンライスなど。

 

など、

ほとんどのタンパク質に入っていますから、これを控えるのはちょっと違う問題が発生しますから考えものです。

 

 

だけど、ものすごく蕁麻疹が発症していたり

過敏性で下痢も酷くて炎症を抑えたい人は、

今よりタンパク質量を加減したり、

摂取する頻度を減らすのもありかもです。

 

 

サプリメントでは、

ヒスチジンを含まないBCAAでは、

その症状は現れません。

 

そして、

体内のヒスタミンを分解するには、

DAOという酵素が必要です。

「ダイアミンオキシダーゼ(DAO)」

 

この酵素は、

ヒスタミンを安全な物質に分解し、

体外へ排出する役割を担っています。

 

多くの発酵食品や、

砂糖、チョコやココアなどは、

そのDAOを大量に消費してしまいます。

(簡単に言うと甘いものやめよう!)

 

結果ヒスタミンの分解が難しくなり

蕁麻疹が発症しやすくなるかもしれません。

 

そしてDAOという酵素を使うには、

大量のビタミンCが必要です。

そのほか銅,亜鉛、ビタミンB6など。

 

ちなみに蕁麻疹がでた方が、

日本人の食事摂取基準を参考にしても、

通常の食品から摂取するだけでは、

ほぼ不可能です。

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何故なら蕁麻疹それ以前に、

炎症を抑えられないくらいの

ストレスがあろうから、

すでに相当な量のビタミンCが

副腎で必要になっているはずです。

 

 

ちなみに血管透過性の亢進を防ぐには、

一部のフラボノイドで防げるとされています。

野菜、ハーブティーなど、

フラボノイドを摂取する習慣があると、

症状が出にくいとのこと。

 

 

他に基本的な炎症対策として、

植物油脂のオメガ6を減らして、

オメガ3の摂取量を増やすという

基本的な炎症対策も必要となります。

 

外食やコンビニで食事をしてばかりで、

魚は全然食べないという人は、

他の炎症性疾患と同じく、

蕁麻疹の発症もしやすいかもしれません。

魚が食べられない日は、

良質なオメガ3のサプリをオススメします。

 

体内が酸化しやすい人は、

ビタミンACEも大切になってきます。^ ^

一番は水素ガスがオススメですが。

 

そして、身体的、心理的にも、

健康的な生活習慣の基本である、

規則正しい睡眠、

ストレス管理、

適度な運動などは、

結果的にヒスタミンのバランスを整えるのに必要になります。