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麹を食べる際の注意点 | 淀川区十三 荻野接骨院

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麹を食べる際の注意点

2024.04.04 | Category: アレルギー,便秘,免疫力,,循環不足,手湿疹,手首の症状,消化吸収,蕁麻疹,酵素,食について,麹について,鼻つまり

みなさん、こんにちは。^ ^

 

4月に入り桜も綺麗に咲いてますね。

 

温度も急激に上がって、

日曜日は半袖でもいけました。

【桜の写真】桜が咲く風景 桜,さくら,サクラの写真素材

 

今日はなんか話題になっている、

麹について。

 

今回の小林製薬の件は、

色々と裏ありの訳ありだと思えるようなニュースなので、

 

別段に私が言う必要ないので、

(いつものワクちゃんとの絡み)

 

違う角度からお話しします。

 

 

さて麹とは、

日本の伝統的な発酵食品の基本となるもので、

麹菌(アスペルギルス・オリゼーなど)を使って、

 

米や大豆、麦などの穀物を

発酵させることで、

 

穀物のデンプンやタンパク質が分解され、

独特の風味や香り、

栄養素が生まれるものです。

 

麹は、

味噌や醤油、

日本酒などの製造に不可欠な要素で、

 

アミノ酸やビタミン、

酵素などの栄養成分も豊富なので、

大変すぐれた文化食品です。

 

 

有名なものとして、

黄麹、

黒麹、

白麹、

紅麹、

 

があり、

黄麹は、味噌や醤油、清酒をつくる際に使われます。

使いかけのお味噌パック みそ,味噌,ミソの写真素材

黒麹は、泡盛。

白麹は、焼酎、

紅麹は、老酒に。

 

では、麹を使い飲む事で、

どんな役割があるのか?と言うと、

分解です。

 

分解酵素です。

 

お米で例えれば、

簡単に言うと口の中のアミラーゼと同じ作用を及ぼします。

 

アミラーゼの作用は、

白米の多糖類を、二糖類にまで分解します。

 

麹も同じく、

デンプンを麦芽糖に分解します。

 

要するに、

食べ物を細かくしてくれるんですね。

 

ですので、

糖が吸収しやすくなります。

 

米麹と塩と,水でつくる塩麹なんかでしたら、一緒に魚や肉を漬けておくと、

玉ねぎ麹で鶏肉の漬け置き 玉ねぎ麹,塩麹,鶏肉の写真素材

タンパク質が、麹作用で、

アミノ酸に変化していき、

美味しくなったり、胃の弱い人でも消化しやすくなります。^ ^

 

 

ただし、注意が必要なところもあります。

 

麹はカビですので、

食べる前には水で流したり、

熱で菌を殺してから食べることをオススメします。

 

SIBOの方なんかは、

腸内ガスが細菌が増殖する事で悪化しやすいですし、

 

 

自宅で作る、

生の甘酒なんかで、

 

殺菌してないまま毎朝飲んで、

 

腎尿細管上皮の変性により、

腎臓を痛めたり、

(カビ毒のシトリニン)

 

原因不明の腰痛や、

関節痛等になっちゃったりしてしまいます。

甘酒1 甘酒,飲み物,春イメージの写真素材

また、

食後の高血糖にもなりやすいので、

取りすぎは気をつけたいですね。

 

そんな麹菌は、使い方次第で

日本の食文化に密接に関わっているだけでなく、

科学技術や産業の発展にも寄与し、

日本にとって非常に重要で意義深い菌

です。

 

まさに麹菌は「国菌」ですね。