痛みは逆流で起こる。
こんにちは!
秋の気候になって、
食欲も、
運動欲も、
睡眠欲も、
何でも快適に過ごせますね。
風邪はやっぱり流行ってきていますが、
ウィルスと身体が
承認欲求をしている、
小さないざこざだと思って、
変わったことをせず、見守って
ゆっくり休めば回復も早いです。
先日は奈良の吉野山へ、
青のシンフォニーという、
特別は特急列車に乗って行ってきました。
既に「ある」世界から
情報を引っ張ってくるのではなくて、
「ない」世界から引っ張ってくる感じで、
何となくで決めたお出掛け。
特に目的は無かったんですが、
ちょうど勉強会や、
武術稽古でお話ししていた、
自己中と、我が儘と、
自分勝手の違いについて、
自己中とは自我を中心にすること、
我が儘とは自我のままにしていること、
自分勝手になるとは、自然に自分がなること。
の話しをしていたのですが、
まさかの、
勝手神社に出会いました。笑。
まさに自然の中にある神社なんですね。
そして、
南朝皇居と言われ、日本最古の書院、
吉水神社にも
出会いました。
ここでは、自然の気、
神氣を頂き、
更に後醍醐天皇のお部屋や、
源義経の鎧、
武蔵坊弁慶の七つ道具、
静御前の肩当て、
一休宗純師の書籍などを
拝見することが出来ました。
これで温泉も入れたらと伺った、
源泉掛け流しの奈良温泉は貸切り状態になっていて、
逆に森林浴をして帰りました。^ ^
今日は痛みは逆流という考え方を
少しお伝えします。
どういう事か、
わかりやすいのが、尿管結石です。
尿素によって石が出来て、
それが尿管につまって痛いって状態ですが、
実際は、石が出来て、
それで尿が積止められて、
尿が逆流して、
腎臓が腫れることで痛む。
ってのが事実だったりします。
胆石も同じく、
胆石が胆管に詰まって、
胆のうが胆汁で腫れて痛む。
肩こりも、首へ頭へ向かう
リンパ液や体液が細胞の間質に溜まって、
腫れて痛む。
要するに、流れが
細胞や臓器のうつわを超えて集めてしまうと
痛みが出るというパターンがあるんです。
この場合は、
体液の流れに迷いがあるパターンが多いみたいで、
流れとは生命そのもの。
自分自身の器を広げるのか?
それともこのままでいいのか?
みたいな迷い。
さて、
じゃあこの「逆流」をどうやって解消できるのか?
ここが大事なとこですね。
まず、
シンプルに「体を動かすこと」
運動です。
肩こりなんかは、
じっとしてることが多いと特に起こりやすいですが、
ちょっとした動きやストレッチだけでも流れが良くなります。
長い時間座ったままやと、
リンパの流れとか体液が滞って、
余計に溜まってしまう。
だから、
ちょくちょく体を動かして、
生命の流れを作ってあげることが大事ですね。
それから、
意外と見落としがちなのは「呼吸」。
普段あんまり意識しませんが、
深く息を吸ったり吐いたりするだけで、
体の中の酸素やエネルギーの流れが変わります。
特に大事なのは吐くほう。
捨てないと入らない。
また考え方の偏りで、
ストレスが溜まってると、
呼吸が浅くなって、
体がカチカチになりやすいですから、
ちょっと深呼吸してみるだけでも
流れがスムーズになることがあります。
心の流れも結構影響しているのは当然で。
悩みがあったり、
迷ってる時って、
体も硬くなったり痛みが出やすいことがあります。
心の負担を軽くするために、
ちょっと一息隙間をついて、
リラックスできる時間を作るのも、
大事です。
テレビや音楽に頼らない、
一人の時の間を、
少しだけでも過ごすことを意識しましょう。
生きるとは、
体も心も「流れ」そのものです。
症状を診て、
自分の中で逆流してるものがないか、
ちょっと気にかけてみると、
痛みや不調も少し和らぐかも知れませんね。