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質、頻度、状態、少しずつ。
こんにちは。
急激に夏日の様な暑さが来ましたね。
もう4月半ば過ぎたので、
そんなもんなのかな。^ ^
大阪万博も始まり、外人さんが
更にたくさんいらしてますね。

今日のお話は、
伝わることについて、
そして「少しずつ」の話です。
みなさんは伝わるって
どんなイメージや思い込みがありますか?
きっと人間での
伝わるというのは、
一度で分かり合うことでは
ないのかもしれないって思っています。
何かを言って、
すぐに相手が「なるほど!」
と頷いてくれたら、
少しほっとするし、
安心もします。
でも、
その安心の中には、
どこか、不安も隠れてたりします。
それは、
本当に伝わったことなのか?
ただ形だけ整ったものだったのか?
その判断はきっと、
ずっと後にならないと分からない事ですから。
というのも最近、
沖縄空手の兄弟子さんの本を読んでいて、
こんな言葉に出会ったのでした。
「継続も、
その間隔が重要であり、
間隔が短ければ短いほど
多くの気づきがあります。」
それは武術の稽古の話ですが、
実は日々の対話などにも、
そのまま通じるような言葉だなぁと。
何度も、少しずつ、間隔をあけずに。。。
これはカウンセリングや、気づきのセミナーでも同じことをお伝えしていたことと同じで、
この世界に気づくには、
質、頻度、状態、が、
大切だと。
ここから、
それを「しつこい」と取るか、
「丁寧」と取るかも、
きっとその人の状態によるのでしょう。
一度で届かなくても、
何度も話してみる。
触れてみる。
試してみる。
その中で、
あるときふと「うん、わかった」と、
言葉を超えて伝わる瞬間がくることがあったりする、
その感じは、
自転車に乗れるようになったときと
よく似ているかも知れません。
あれこれ考えるよりも、
身体の中で「こうか」、と腑に落ちる感覚。
それは“分かった”ではなく、
“感じた”!という領域に近いかな。
そして健康も、
身体も同じでしょうね。
一度きりの刺激ではなく、
間隔をあけず、
少しずつ丁寧に触れ続けていくこと。
それがいつか、
身体の奥で、細胞なのかわからなけれど、
「もう、戻らんでもええかもしれん」
という安心に変わる。
そういう整い方が、
ほんまの意味で
“伝わる”ってことなのかもしれません。
焦らず、詰め込まず、
今日もまた「少しずつ」。
それがきっと、
なにより強くて、
静かで、
信頼できる方法なのかもです。^ ^