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理想の寝方は? | 淀川区十三 荻野接骨院

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理想の寝方は?

2017.11.03 | Category: インフルエンザ,便秘,内臓疲労,寝そうの話。,歯について,睡眠,顎関節痛,風邪

おはようございます。

よく眠れましたか?

 

だんだんと朝が寒くて私はもぞもぞしてしまいます。

 

ところで、ちょっと質問です。
あなたは寝るとき、何処を向いて寝ていますか?

 

実は寝そうについて、面白い情報を知りました。
2014年に経済協力開発機構(OECD)が行った調査によると、
日本人の平均睡眠時間は7時間43分で、
韓国に続き世界で2番目に短いという結果が報告されています。

 

えっ、マジか〜って感じですよね。

 

実際、7時間も寝れてない人の方が周りには多いですのに。
戦後から便利になっているのに、

日本人の平均睡眠時間はドンドン

減少傾向にあると言われていますが、
それでも私たちは一日の時間の内3分の1近くをベッドや布団の中で過しています。

 

医学誌『ジャーナル・オブ・クリニカル・ガストロエンテロロジー』に最近掲載された論文によると、
質の良い睡眠を取るためには睡眠時間の長さだけでなく、
睡眠を取るときの「体の向き」も重要だと書いてます。

 

とりあえずこの論文で推奨されているのは、体の左側を下にした「左向き」。
メリットとしては、
1. リンパの流れを促進するから。
リンパ管の分布は左右対称ではなく、主に体の左側が優位になっています。

左を下にして寝ることで胸管やリンパ節を介して、
体の毒素や老廃物、病原体などを効率よく処理(ろ過)することができます。

 

つまり左向き睡眠はリンパ系の機能を促進し、
体内の老廃物を取り除く機能を向上さるからだそうです。

 

 

 

2. 心臓の負担を軽減するから。
左側を下にして寝ると重力に従がって心臓への血行、心臓からの血行がよくなります。
それは、ほとんどの人の心臓は体の左側に位置しており、
心臓から腹部へと繋がる大動脈(全身へ送られる血液循環の大もと)も

左側へとカーブを描きながら曲がっているからです。

血液が送り出されやすくなることで心臓への負担が軽減され、
稼働効率も良くなるのとの事。

 

3. 消化機能の促進!
左側を下にして寝ること消化系の臓器、
胃やすい臓への負担を軽減し、

消化作用が促進されます。

 

また、

胸やけの原因となる胃酸の食道への逆流を抑制することもできます。

 

さらに、重力によって大腸から結腸に便が移動しやすくなるため、
目覚めた時に排便も自然と促され易い。
確かに、食後に胸やけを感じるときは、左を下にして横になるのは理に適ってます。

 

 

4. 身体構造上の特性
胃と膵臓は体の左側に位置しています。

右側を下に横になると膵臓に胃がもたれかかり、
その機能を妨げてしまいます。

胃液の流れを正常に保ち、

膵臓酵素の分泌と
食べ物の緩やか消化を促すのは左向きですよと。

 

 

 

5. 脾臓の負担を軽減。
左向きによりいい影響を受けるのが脾臓です。

 

脾臓はリンパの塊のようなもので血液中の古くなった赤血球をこわしたり、
体の中に入ってきた病原菌などとたたかう抗体を作ったり、
新しい血液を溜めるはたらきをしています。

 

正常な消化機能、

リンパ機能を守っている臓器で体の左側にあるため、

心臓同様、

重力に逆らわない向きが最適なのです。

 

と、いう事で風邪の時とかにも、良いですね!

 

 

では、デメリットは?

 

それは、顎への負担です。

顎関節が枕で圧迫されて、口腔内の出っ歯や、受け口、顎関節症などの原因になります。

 

後は背骨の歪みが反対ならば、

左下にして寝ると歪みは酷くなります。

 

 

 

横向けは良いですが、

 

自分の身体の感度をあげて、子供のように

 

自由に、伸び伸びと寝返りするのが一番の理想ですね。