Blog記事一覧 > 歯について | 淀川区・十三で評判の荻野接骨院 - Part 3の記事一覧
虫歯は歯の内側からも進む事はご存知ですか?
従来虫歯の多くは食べかすにばい菌マンがついて、酸によって少しずつ溶かされていく。
これは勿論その通りですが、
歯医者の実際の臨床では外からの穴や黒ずみが無くても、レントゲンで見ると歯の内側は溶け神経に達している場合があるようです。
何故、歯の内側から虫歯になるような事が起こるのでしょうか?
実はその事には、全身との繋がりが関与しているのです。
それは象牙質の液体移送システムが関与しています。
象牙質の液体移送システムとは、
身体を流れている物質は、やがて歯の神経を通って、歯の表面に出てくるシステムです。
これはアメリカのライフスタイルマン博士が発見した実証論文で書かれてある内容の一部です。
ここでわかる事は、本来システムが正常ならば、歯の外側まで身体の中の液体は流れていきますが、
疲労、偏った食生活、ストレス、内分泌ホルモンの機能低下、により口の中の細菌などと共に逆流する事がわかったみたいです。
歯の外側を通過して内側から虫歯になる原因が、体液システムの逆流によるものだったのですね。
たかが疲労、たかがストレスが、どれだけ歯の外側を綺麗にしても虫歯になるという事ですね。
虫歯に運動不足が関与していることはご存知ですか?
適度な運動は、体温を高めて血行を促進する効果があります。
健康な人の平熱は36.5度から37度前後ですが、
低体温になると、血行は悪くなり、1度下がるだけで約30%も免疫力が低下するといわれています。
口内も細菌が増え、
そこになんらかのストレスが加わると、
すぐに象牙質液体移送システムの逆流を起こすきっかけになりやすく、
低体温の人は虫歯が多くなり易い様です。
虫歯になるには、キースの輪と言われる、
糖と、細菌と、歯の3つが同時に必要だと理論づけられていますが、
ある実験で、虫歯原因説をひっくり返す事が起こりました。
それは、動物に糖は全く与えずに、代わりに色々な音を立てて眠らせないという実験です。
すると、なんと虫歯が出来てきたのです。
これは睡眠不足などにより、細胞にストレスがかかると、象牙質液体移送システムが止まったか、逆流する事により起こった現象です。
ストレスには疲労が関与します。
荻野接骨院では疲労回復のお手伝いをしています。
歯を大事にすれば良かった。
これは、先日歯医者に行った際に知った60以上の方々の、
後悔No.1のアンケート結果です。
因みに2位からは、
運動をしてれは良かった。
毎日ちゃんと歩いていれば良かった。
間食をやめておけば良かった。
タバコをやめておけば良かった。
などでした。
食事や運動に関する後悔が多いみたいですね。
これを読んで益々、歯を大事にしようと心に感じました。
で、その歯なんですが、身体ととても密接に関連していて、病気や痛みの何割かは歯が関与している事が分かっています。
ですのでしっかり学ぶ必要があります。
しかし、歯については実は結構間違った情報が世間では出回っています。
ので私の知っている歯の情報を少しずつ書いてみたいと思います。
先ず、、今日からできる簡単な事。
歯磨きは、食後30分空けてからする。です。
これは、食事を取った後に歯に着いた酸性の食べ物は歯の表面のエナメル質を柔らかくする性質があります。
ですから、この状態で歯磨きをするとエナメル質が徐々に削られてしまうんです。
しかし、30分以上経つと、唾液によって歯のエナメル質を修復する再石灰化が作用し始めます。
ですから、出来るだけ30分空けて歯磨きをしてみましょう。