虫歯になるシステム
虫歯は歯の内側からも進む事はご存知ですか?
従来虫歯の多くは食べかすにばい菌マンがついて、酸によって少しずつ溶かされていく。
これは勿論その通りですが、
歯医者の実際の臨床では外からの穴や黒ずみが無くても、レントゲンで見ると歯の内側は溶け神経に達している場合があるようです。
何故、歯の内側から虫歯になるような事が起こるのでしょうか?
実はその事には、全身との繋がりが関与しているのです。
それは象牙質の液体移送システムが関与しています。
象牙質の液体移送システムとは、
身体を流れている物質は、やがて歯の神経を通って、歯の表面に出てくるシステムです。
これはアメリカのライフスタイルマン博士が発見した実証論文で書かれてある内容の一部です。
ここでわかる事は、本来システムが正常ならば、歯の外側まで身体の中の液体は流れていきますが、
疲労、偏った食生活、ストレス、内分泌ホルモンの機能低下、により口の中の細菌などと共に逆流する事がわかったみたいです。
歯の外側を通過して内側から虫歯になる原因が、体液システムの逆流によるものだったのですね。
たかが疲労、たかがストレスが、どれだけ歯の外側を綺麗にしても虫歯になるという事ですね。