Blog記事一覧 > 首のコリ | 淀川区・十三で評判の荻野接骨院 - Part 9の記事一覧
秋にぬり朝晩すっかり冷えてきましたね。
急激な冷えは腎臓に負担がかかります。
そのためにギックリ腰や、寝違えが春と同じくらい起こりやすくなります。
と、いっても、日頃から疲労のケアをしている方には心配ご無用な話ですが。
簡単に言うと、
腎臓の疲労は、そのまま、大腰筋の硬さに繋がります。
大腰筋の硬さが、骨盤を変位させ、疲労がたまっている方では、そのままギックリ腰を起こすという事です。
また、脊椎硬膜をつかって遠心力が働き頭は重くなり、肩首に寝違えを起こしやすくします。
腎臓の働きについてはまた明日。
年に数人は突発性難聴の方が来院されます。
突然耳鳴りがあり、聴こえなくなってると。
突発性難聴の場合は、スピードが大切です。
早ければ早いほど、治る確率が上がります。
発症から2週間以内ならほぼ回復します。
何故なら、脳細胞の神経壊死を起こす期間が2週間から約二か月内と言われているからです。
一度壊死した細胞は、再生するとしても最低約7年かかると言われています。
しかも、再生できる可能性は低いです。
そもそもの難聴や、耳鳴りの原因は、腎臓負担から始まります。
要するに寝不足と疲労の蓄積です。
ただでさえ、年齢が重なると代謝が下がり、疲労は回復しにくくなります。
しかし、若い頃と同じ様に生活をするため、少しずつ内臓に疲労が蓄積するのです。
疲労した腎臓は下垂し、骨盤にねじりを起こします。
それが脊椎硬膜を緊張させ、脳脊髄液を増加させる結果、頭が重くなり、
首に緊張がかかります。
首の緊張が、頸動脈の循環を阻害し、
頭にますます、血液が流れなくなります。
身体にしては、一大事です。
早く寝て、しっかり疲労を回復させる行いをすれば良いですが、そうでない場合、
脳内細胞への血流を保持する為に、
耳への血流を犠牲にします。
すると、頭の側頭骨への血流不足になり、耳内圧が変わり、側頭筋が硬くなり、耳は聴こえなくなります。
脳内細胞を守る為に仕方が無い行為なんですね。
ちなみに、腎臓、側頭骨、首の矯正をして、血流が良くなってきた場合、
ただ、一時的に耳の機能を停止していた時はその場で変化が現れだします。
ですが、壊死が起こっている場合は、脳圧を下げ、首の血流を良くし上手くいけば、だいたい7年位たてば回復の見込みがありますが、
回復しない場合もあります。
しかし、やらないよりは、やる価値はあると私は思っています。
少なくとも、血流が良くなる事は生きる上で、自分への何よりの投資になるからです。
腰の牽引をしてますます調子が悪くなる方が来られました。
牽引施術をする理由として、
腰痛が滑ってる?
腰椎の椎間板がすり減っている?
腰椎の圧迫によって、末梢神経が圧迫されているから?
との事らしいです。
確かに神経は圧迫に弱いです。
バナナのように、少しの外力が加わっても黒ずんでダメージを残すような所。
あなたは圧迫によって痛みやしびれを出しているから引っ張る。
確かに単純明快な原始的措置ですが、実は神経の圧迫には二種類あるのです。
一つはぎゅーとはさんで圧をかけ潰すこと。
もう一つは端と端をもって引っ張ることで圧をかけて潰す。
どちらも圧迫ですが、実は引っ張りによる圧迫のほうが広範囲で重篤なのです。
脊髄が細くなっている脊椎間狭窄症を引っ張ると言うのはさらに重篤な圧迫現象を起こすことになりかねます。
神経は中枢神経と末梢神経から成っていて、中枢神経はいわゆる脳と脊髄のことです。
末梢神経はその脊髄から枝のように伸びていく神経です。
つまり中枢神経は木の幹にあたり、末梢神経は木の枝にあたる構図になります。
実は牽引施術でやっていることは、木の枝にあたる末梢神経の圧迫を除外するために、木の幹にあたる中枢神経を強い力で引っ張り上げて広範囲な神経ダメージを作っているのです。
なんらかの刺激にはなるので、
たまに調子が良くなったと感じる方もいらっしゃいますが。
牽引後に調子が狂うのは当たり前なんです。
もしもやるなら、機械でなく、人間の反応をしっかりキャッチできる人間の身体でやるべきかなと。
もちろん人間の手で牽引をしても、強引なやり方などは、
牽引直後に脳圧がたまりめまいを訴えたり、立てなくなってみたり、むしろ調子が悪くなる事はあります。
読んでいる皆様は機械による牽引施術をこの先もなるべくならやらない方が良いと思われます。
そもそも牽引は、
身体への壊す力が強く働く事を知っていたため、拷問に使われていた歴史があるのを知ると良くわかります。
特に頚椎は気をつけてください。
大事な神経が沢山走ってます。
後で自律神経の病気になったと騒いでも後の祭りです。