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ビタミンB1とヘルペスなど免疫低下 | 淀川区十三 荻野接骨院

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ビタミンB1とヘルペスなど免疫低下

2021.06.01 | Category: インフルエンザ,カンジタ菌,サプリメントの,ストレス,副腎疲労,口内炎,口唇ヘルペス,疲労

今年は梅雨が早かったですね。

気圧が低いと、

高気圧に助けてもらってた身体の方は、

きっとしんどい日が続きますよね。

 

しかし、

その状態が本来の体調なので、

低気圧でしんどい方は、

もう一度、

毎日の、

当たり前から見直して行くことがオススメです。

 

ミネラルやビタミンなど、

栄養はどうなのか?

 

ミトコンドリアはちゃんとエネルギーを作っているのか?

 

睡眠は充分確保しているのか?

 

歪みへの調整は定期的に出来ているのか?

 

皮膚や神経は鍛えているのか?

 

考え方や捉え方は偏ってないか?

 

結果からフィールドバックして、

検証していく。

 

地道な行動がシャバの世界ですから。

 

 

今日はウィルスや菌と上手く生きていくためのビタミンB1と腸の話です。

 

ウイルスや細菌など、

外敵から体を守るために、

小腸には免疫細胞の6~7割が集まっています。

ウイルスや細菌の多くは、

先ずは胃酸によって

殺菌されますが、

 

それでも死なない細菌等は

⼩腸に到達し、

いわゆる空腸や回腸の腸壁にある

免疫の要「パイエル板」!

と、

いうリンパ組織に取り込まれます。

パイエル板の中には、

樹状細胞、

T 細胞、

B 細胞など、

主要な免疫細胞が集まっており、

侵⼊してきたものが生体にとって、

こいつらは敵だ!

と判断した場合、

 

免疫グロブリンAいわゆる(IgA)という

抗体を出して、

やっつけ始めます。

 

ちなみに、

パイエル板は、

免疫細胞のトレーニングの

場でもあります。

それは、

敵か味方かを司令官である若いT細胞が、

識別の仕方を学んでいく、

学校のようなものです。

 

T細胞はB細胞に指令を出して、

敵をやっつけるための、

抗体という飛び道具を作らせます。

 

何らかの感染症などで、

白血球が急増する場合、

侵襲に伴うエネルギー代謝の増大により、

 

異化分解が亢進し、

ビタミンB1が消費も増大します。

 

また、

ビタミンB1が減ると、

パイエル板は小さくなり、

免疫細胞の数が

維持できなくなり、

生体の防御機能が、

弱くなります。

 

腸管にあるパイエル板のB細胞の

IgA抗体を産生しているからですね。

病原体などの外敵が腸を通ると、

パイエル板の免疫細胞が認識して、

IgA抗体をつくります。

そのためビタミンB1不足は、

免疫力の低下により、

感染症にかかりやすくなる恐れがあります。

文章がややこしいでよね。

つまり、

感染

ビタミンB1欠乏➡

TCA回路の低下➡

パイエル版のB細胞が減少➡

IgA抗体の分泌低下➡

免疫力の低下。

 

という流れになります。

 

IgAを作るB細胞は腸管だけでなく、

口や鼻などカラダ全体の

粘膜に移動して、

IgAを作り出すため、全身で

異物の侵入阻止に大切な役割を果たしています。

 

また、ビタミンB1は、

ピルビン酸脱水素酵素

αケトグルタル酸脱水素酵素の補酵素です。

糖質だけでなく、

分枝アミノ酸BCAAの代謝にも大切です!

ビタミンB1といえば、

豚肉ですね。

ニンニクや玉ねぎやニラに含まれる「アリシン」は、

ビタミンB1の吸収率を大きく上げてくれます。

 

糖質を摂りすぎたり、

お酒の飲み過ぎ、

ストレス過多は、

ビタミンB1不足につながり、

ヘルペスなどの症状が現れます。

 

 

ちなみに、唇の端にできる口角炎は、

カンジタ菌が増殖したことが原因です。