リアルな現場の2019〜
こんばんは。
今日は一冊の本を紹介します。
それは、
涙がこぼれる老人ホームのお話 、
というタイトルで、
現役看護師の小島すがもさんが、
老人ホームで
新型コロちゃんの発生により、
今までの普通の日常を破壊されるような、
会えない、話せない、
近づけないなど、
まるで理不尽なルールの中で、
お爺さんやお婆さん、
その家族と、スタッフの方が、
どんな対応をし、
どんなことが起きていたのか。
を素敵な絵と一緒に書籍化されたものです。
なかなか、
リアルな老人ホームの中の話は聞けないもんだと思います。
実際に、私がその現場にいても、
すぐに答えの出せないような世界が描かれています。
泣きそうになるものや、
笑うしかないもの、
聞いたこともないようなもの、
歯痒くなるもの、
熱くなるもの、
と、20話程のお話が入っていて、
読むことで改めて、
自分の信じている価値観、世間の価値観。
自分の正義と、世間の正義について、
考えさせられます。
それらには絶対の答えはありません。
何故なら人は解釈をする生き物で、
解釈をするまでの物事は、
どこまでも中立でしかないからというのが、
真理だからです。
それでもやはり、
この本を読んでみて、
今の私の方向性は、
間違いなく、
天に愛される仕事をしていて、
天に恥じることのないような思想で
生きていることを、
より再確認することができました。
有難いことです。^ ^
みなさんも、
是非に買って、読んでみて下さいね。