白米にアレルギー?
こんばんは!
今月は選挙がありますねー。
アメリカ大統領選や、
佐賀市市長選みたいに、
不正選挙戦になるかも知れませんが、
事態はいつひっくり返るかわかりません。
投票する人がいないと言う人もいますが、
消去法でもいいので参加しておきましょう。
そして今日はレアな白米アレルギーについて。
遅延型アレルギー検査をして、
白米にアレルギーがあったことがあったならば、
対策として何か思いつきますか?
主食の米ですからねー。
そうだな、
白米を減らすために?
七分付きの白米にしたらアレルギーがなくなるんじゃないか?
もち米に変えるとか?
やはり玄米やな?
と思ったならば残念ながら、
それは余計に反応がでます。
アレルギーを起こす残留農薬が多いのが、
糠だからです。
米アレルギーだと思っていたが、実はそうではなく、
農薬や化学物質のアレルギーだったという場合は結構ありえます。
そして、糠の中にあるたんぱく質(アルブミン・グロブリン)も、
消化酵素が少ない方にとっては、
アレルギー物質になりやすいです。
簡単にまとめると、
白米アレルギーの原因として、
考えられるのは四つ。
それは、
残留農薬、
デンプン質、
お米タンパク質、
他の食品アレルギーとの関連、
でんぷんについて、説明します。
お米には、
アミロースと呼ばれるデンプン質を持つウルチ米、と、
(ササニシキ米が有名です。)
アミロペクチンと呼ばれるデンプン質を持つモチ米があります。
(いわゆるコシヒカリと言われる品種が、柔らかな粘りを作るために、モチ米の性質であるアミロペクチンを持っています。)
このアミロペクチンの分子は、
粘りを作るために
網の目のように複雑で強く繋がった構造になっています。
これがお米を形作る分子として、
その下にたんぱく質を囲っているんですが。
このアミロペクチンを、
分解する酵素が少ない人がこれを食すると、
アミロペクチンが分解できないから
それに包まれているたんぱく質も分解出来なくなり、
消化できない白米は、
白血球に異常なタンパク質だと勘違いされて、アレルギー反応を起こすことが分かっています。
アレルギーは基本的にタンパク質(形)に反応しますからね。
他に、
他のアレルギーとの関連は、原因として一番多いかなと、
思いますが、
腸の粘膜はタンパク質で出来ていますが、
このタンパク質を破壊するのは、
ご存知の、
小麦、牛乳製品です。
これらを幼少期から取り続け、
腸内粘膜を破壊されたところに、
白米をお腹いっぱい詰め込むような食べ方を
していると、
もともと糖尿病家系の遺伝をお持ちの方は、
膵液など消化酵素を使いすぎ、
質が落ちてしまいます。
そのまま消化されない白米の中のタンパク質は、アレルギー反応物質として、白血球に覚えられてしまうというパターンですね。
ご自分のタイプがどれかによって対策も少々変わりますが。
一番にやることは、グルタミンによって腸内粘膜を回復させること。
キャベツなどに多いですが、サプリも併用しましょう。
そして、乳酸菌を育てる。
乳酸菌が少ない人はプライドだけが高い人が、多いです。
これは乳酸菌が作るビタミンBが不足してしまうからです。
飲む乳酸菌や、納豆を食べていても、
タレや液体に入っている余分な物質によって、
ほとんど乳酸菌が育ってないことがあります。
乳酸菌は、しっかりとした味噌や漬け物、サプリなどで摂取しましょう。
特にロンガム、ロイテリ、ビフィズスがオススメ。
最後に消化酵素の回復。
消化酵素の材料はタンパク質。
そしてタンパク質を消化するには胃酸が必要です。
しっかりと胃酸を出すには、
ちゃんとリラックスする必要があります。
そのためにはやはり運動が良いですね。
働くからこそ休まれるです。
そして、梅干しやレモン汁もオススメです。
なかなか手に入りにくいですが、
ササニシキ米にするのもでんぷんが原因ならありですね。
あ、玄米はアレルギーの方には問題外です。
玄米の下は白米です。
栄養素が多いのは確かですけどね。
それ以外の問題がたくさんあります。
(1番は貧血になりやすい。)
と、言う感じで食アレルギーなどに関しては、複雑でそんなに単純じゃないものが多いです。