共感するには皮膚から
生きている時、
より深くつながれる方法。
それは共感。
共感することは大切だと、
様々な心理学の本や、自己啓発本には書いてありますよね。
なにより、
共感してあげれることで、
悩みやストレスを和らげ癒やしてあげれる効果があると言われ、
特にNLPや何らかのコーチやカウンセラーの方なら、
共感することをテクニックやスキルとして使っていることもあるかもしれません。
しかし、
そもそも人間は分離しているという元で、
仮の自分という、
意識を持つことができています。
もしも、
他人である相手の感じていることを、
自分も同じように感じることが本当にできるかといえば、
それは難しいというか、
意識では不可能に近いと思います。
私たちの意識は、
外の見える現象に意味を付けたり、
気持ちや体験に意味をつけて、
意味を通して表現しています。
それらの意味付けは言葉となり、
身体となり、
動きとなり、
音になり、
経験になります。
それら全てを共感することは不可能なのですが。
雛形にする事で、
例えば
皮膚で
動きで、
音で、
他人の部分から経験を味わう事はできます。
そして、味わおうとしてくれた他人に、
人は癒されるのです。
整体では、
さらに奥の経絡や気、
血液の拍動、髄液の流れまでを捉えています。
ちなみに、
武術の稽古でも柔の稽古をしますが、
それは、武術でありながら活術です。