睡眠の質
なんか眠そうだね、寝不足?
ぼーっとしてるけど大丈夫?
目の下にクマができてるよ?
元気がなかったり、眠そうなあなたの姿に、
きっと友達は気をつかうはず。
できれば、そんな心配はされたくないですよね。
どうにかしたいと感じるのなら、
ここらで一度「睡眠」としっかり向き合ってみましょう。
生き物が眠るには意味があります。
人は何のために睡眠をとるのか?
わかりますか?
人に限らず、
ほ乳類や鳥類の恒温動物は、体温を一定に保つために常にエネルギーを消費し続けています。
生存してるだけでエネルギーを使っているのです。いわゆる基礎代謝ですね。
そのうえ、「考える力」が発達しているため、思考にもエネルギーを使います。
この思考は馬鹿にできません。
1日にどれだけの思考をしているのか?というと、ほとんどです。笑
変温動物と比べ、一日に多く消費するエネルギーを補給するために行うのが食事なんですが。
いつも常にフルパワーだと、
負担がかかりすぎてしまうので、
強制的に身体や脳を休ませるのが?
そう、睡眠だと言われています。
そんな睡眠中の私たちの身体は、変温動物のようになっています。
「深部体温」と呼ばれる身体の中の温度が下がり、さまざまな機能の活動が低下しています。
身体や脳の活動を低下させることで、しっかり休ませてあげているのですね。
つまり、睡眠が足りないということは、身体が必要な休息をしっかりあげられていないということ。
どんな動物であっても、休息をしないと100%の力を出すことができません。
夜はしっかり眠るのは、活動するのと変わらない位にとても大事なことなのです。
でも、
ちゃんと寝てるのに日中に眠い理由は?
中には「しっかり寝てるはずなのになんだか日中元気が出ない」という人もいると思います。
その原因は、もしかしたら睡眠の質にあるのかもしれません。
例えば
何か悩みごとがあって、寝る直前まで悩んでいたりしませんか?
ベッドや布団の中にスマホや携帯ゲーム機を持ち込んで、いじったり遊んだりしていませんか?
そのような習慣の積み重ねが、慢性的な寝不足を引き起こします。
布団では、シンプルに寝ることだけを考えましょう。
まず、寝床にスマホなどの電子機器は持ち込まないようにします。
アラームなどで持ち込まざるをえない時は、枕元にではなく、少し離して近くのテーブルなどに置くといいですね。
そして、布団の中で考え事はせずに、リラックスすることだけを意識してください。
「自分はいまリラックスしている」と言い聞かせることも効果的です。
眠気により身体が重くなっている自分や、
手先・つま先まで温かく眠りに入る準備が整っている自分をイメージするのです。
自己暗示の一種ですが、慣れてくると驚くほどの効果を発揮します。
どうしても眠くならないときはぜひ試してみてくださいね。