痺れについて
以前も説明しましたが、
最近多い症状なので、また書いておきます。
痛みやしびれは正確には神経症状ではありません。
どうも痛みやしびれを神経症状だと誤解している方、
神経症状とは本来は麻痺のことですね。
しびれは「ジンジン」というような言葉で表現されますが、
異常知覚のことで筋痛の症状です。
筋肉は神経が動かし、沢山の血液がいります。
簡単な話、血管障害、
正確には酸欠が起こっているわけです。
痛みは自覚症状ですが、
神経麻痺は、他覚的所見です。
つまり痛みとしびれは見た目でわかりません。
神経の麻痺は見た目で分かるという事です。
神経は酸素を一番使います。
酸素が足りないと、神経の働きは鈍くなります。
鈍くなると
神経の通り道は細くなります。
細くなると、皮下組織への細胞の栄養は不足してきます。
繰り返された結果に、痛みとしびれが起こります。
ですから治療では、その細くなった道を太くさせて通りを良くさせていくことになります。
ちゃんとやれば、時間はかかりますが、
良くなってきますね。