人は違うんだよね
先日知り合った先生は十三のラーメン屋をよくご存知でした。
あなたも、知り合ったばかりの人が同じ出身地や同じ年齢だったりするとうれしくなりませんか?
相手との同じを見つけることができれば、
私たちは幸せな気持ちになりやすいようですね。
仲間意識というか。
安心感というか。
知らないセミナーなんかで、そういう情報交換があると、相手方の表情が簡単に変わったりします。
もちろん私も。
だけども逆もあります。
「違い=間違い」
という思い込みです。
無意識か、意識してか、
他人との違いにばかり目を向けている人は、
どうしてもその、
違うところが許せなくなってしまいます。
違いは間違いなのだから、変えないといけない。と。
そうなるとトラブルがじゃんじゃん起こります。
違うのは自然なこと。
違いがこの世を作っています。
グラデーションの違いとかね。
「同じ」が良いということでもないのですね。
同じでなければならないという思い込みは、
同調していき、
組織をつくり、
圧力を生み出し、
排他的な考え方が生まれ出します。
目的がある時には、とても頼りになる力がありますけどね。
本当に良い人間関係をつくれる人は、
「同じ」ところと「違う」ところを
同時に見ることができる人なんじゃないかなと思います。
「同じ」と「違い」をバランスよく見ることで良い人間関係をつくっていけるだと。
まあでも、
かと言って、私もあなたも仏様じゃないんだから、
何でもかんでも、
違うだけだよね?って言うわけにもいきませんけどね。
そこのところは、場がわかるかわからないかですね。
場が変われば正しいも変わるので。