症状がでるのは悪い事ではない。
タバコを急に止めると体調不良になる人が増えてます。
最近健康のためにタバコをやめてん、やのに、身体は不調やねん。
???
タバコをやめるのは体にとってとても良いことです。
しかし、急にタバコを止めた場合、
口内炎や頭痛、または皮膚炎など体調不良になる人が多くいます。
なぜ体に害のあるタバコを止めることで体調が悪化するのでしょうか?
タバコを吸っている場合はタバコに含まれる一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと強く結びつき、一酸化炭素と結合したヘモグロビンは、酸素と結合できにくくなります。
よって、体内は軽い酸欠状態になり、血流が低下し、さらにニコチンの影響で血管壁が硬くなっていきます。
で、
タバコを止めた場合は、
一酸化炭素がなくなり、その換わりに酸素がヘモグロビンと結合するために、酸素に富んだ血液が、勢いよく血管中を駆け巡りだします!
急激に血流が増すことで、血管と血液が擦れることで活性酸素が発生し、血管と血液の摩擦度が強い場所に炎症がおきたりして。
確かに豊富な酸素を含んだ血液が、全身に流れることは体にとって一番望ましいはずですが。
しかし、実際はそうではありません。
タバコを止めると、急激に血液循環が上がります。
この時に長年タバコを吸っていた影響で血管壁はかなり硬くなっているはず。柔軟力のない血管は、血液を受容できず、
で、血液は血管の内壁と強く擦れるために活性酸素が発生します。
その摩擦が強く起こる場所は、個人差がありますが、それは症状が出てる場所。
血管壁がより硬くなっている箇所に症状が表れるねです。
例えば、
頭部の血管が硬い人は、
そこに大量の血液が流れることで摩擦による炎症が起き頭痛を発症します。
また口内の血管が硬い人は口内炎に、
皮膚の血管が硬い人は痒みがでます。
タバコを止めるという体に良いことをしているのに、病気を発生してしまうことで、多くの人は原因が判らずに、再度タバコを吸ってしまします。
でも、タバコを止めることによる症状は約1~2週間で落ち着いてきます。
タバコじゃなくても、
血管と血流の摩擦により発生する症状は多くありますが。
とりあえず、症状が出ること=悪いことという認識は誤りです。
人の体は、患部を治そうとすることで、
多種な症状が発症しているということを憶えておいて下さい。