愛は傷つき強くなる。
人生は傷つくためにあるというのが東洋思想です。
例えば恋愛。
もう少し具体的にいうなら、愛は傷つくためにあります。
どんなに美味しい食事でも、食べたまま一生貯めることはできません。
充分に寝たからと言って、10日も起きていられません。
愛も同じで、ためず外に発しない限りさらに傷は増えていきます。
硬くむくんだ身体が怪我しやすいのと同じです。
と、いうのも、人は誰もが見返りを求めた上で他人を愛そうとするので、
結果くじけて愛をしまいこんでしまいます。
いじけると、ますます内に込もり傷だらけになります。
つまり人生とは愛には傷つく運命が用意されていると覚悟する、
しかし、その先があります。
例えば菌類。
うんこや、老廃物。有機物の死体など、身近にある汚いものや他愛のないものにも身を窶して導かれます。
菌類の世界は教えてくれます。
菌類は神の世界とも言われます。
導きの先はやはり水。
水は命の素であり、
そして汚れを受け取り、静め、浄化してくれます。
癒しをうけるには、
自分の身に起こることを誰かのせいにしたり、恨みつづける世界から離れなければなりません。
みんな汚れて、傷ついて、気づいて成長するんですね。
進化、循環は果てしなく続きます。(^ ^)