人のうつわ。
私は10代や20代の頃、よく学校や塾の先生と呼ばれる人や、武術の師匠となる方とかと、なんか反抗し、かち合っていました。
最初は大丈夫ですが、少し経つと先生や師匠の欠点がたくさん見えてくるからです。
しかし、これは私の欠点である事が30代に入り気づく事ができました。
どういうことか?
それは、人間関係のカウンセリングで多いのが、旦那や彼女が最初は良かったけど、段々欠点が見えてきて、文句や愚痴が増えるというものです。
特に夫婦関係には多いですね。
これは1つに、距離の問題があります。
欠点が見えるほど2人の距離が近づいたという事です。
恋愛している時や、夢中になっている時は少しでも相手に近づきたいと思うものでしょう?
遠くから見ると完璧な先生や師匠でも、
近づいて見ると意外に欠点が目に入るというわけです。
私の場合は、私には勿論、何より違う方に偉そうにしている先生や師匠が、ごっつう腹立つなぁと爆発しまうんですが。
でも理想を押し付けるのは勝手ですが、完璧な先生なんていません。
日本一の富士山も新幹線から見ると見事な美しさですが、近づくとゴミがたくさん目につきます。
しかしここで凄〜く大切な視点を忘れています。
なんだと思いますか?
それは、
相手からの視点です。
自分から見て相手に欠点ばかり見える時には、実は相手からもよ〜く自分の欠点が見えています。
まさか、自分に欠点はないなんて人はいませんよね??
いるかな?笑?それはナルシストでしょう?
まあ、いないでしょう。
自分と相手の距離が近づきあってるんですから。
相手からも自分の欠点や粗が見えるのは当然なんです。
その視点で見た時、
相手はあなたのその欠点を言ってきたのか?態度は変わったのか?
という事も考える必要があります。
お互いの距離が近づいた時に、自分のうつわのデカさが表れます。
相手の欠点も受け入れれるうつわかどうかのデカさが。
大事なのは、
お互い様の気持ち。
なるほど。
欠点のない人なんていませんから、
粗探しじゃないけど、
欠点にフォーカスしただけでは、
大切な事を見逃してしまいますね。
もちろん、馬鹿にするのは尊敬以前の問題ですね。
からかうのはいいけど。