根本療法は地味。
今感じている痛みや違和感を、感じないように、見えないような蓋をする施術を対処療法といいます。
また、今感じている痛みや違和感にアプローチせずに、地味にその根本にアプローチし、ジワジワ根治させていくのを根本療法といいます。
お客さんは、どうしても対処療法を求める節があり、また医療者側もそれに答えようとして、悪循環に入ります。
特に怖いのは、薬害ですね。
楽で便利で簡単な薬ですが、誤魔化し続けた身体は、少しずつおかしくなっていきます。
例え、途中から止めたとしても薬害で落ちた器質機能は、元に戻してと泣いても、完全には元に戻らないそうです。(ノ_<)
私もやはり、過程よりもその場で結果を出すべく技術をたくさん習得してきました。
技の数だけで言えば千種類はあるかなと、思いますが。
それって、対処療法やん。っと気づくのに、時間がかかりました。
結果はもちろん出て欲しいですが、
人は自然物である以上、自然から考えて施術した場合、やはり理順があり、それを無視する訳にはいかないという結論になりました。
その上で施術家は、お客さんの身体のサポートでありきっかけであり手入れでいるべきであると。
地味でもコツコツ続けます。