便秘と脳みそ
便秘の女性が増えてますが、
女性の婦人科問題で、まず解消しないといけないのが便秘です。
何故だかわかりますか?
体内の毒素を排出する70パーセントが腸から便として出るからですね。
でも、腸だけを診ても治りにくいのは何故か?
それは腸は脳ととても深い関係があり、そこも考慮しないといけないのです。
腸は第二の脳と言われる位に、約一億くらいの神経細胞を持っている為に、脳や脊髄の指令が、なくとも臓器を動かす事ができます。
発生学的には、第一の脳ですが。。。
更に、脳みそとも繋がっています。
この繋がりなんですが、
神経的には大脳皮質と、仙髄を使った排便反射がありますが、
脳の中で排尿や排便をコントロールする部分と、
欲望を抑制する部分は同じ領域なんですね。
という事は、
生活の中で様々な欲望が出てきますが、その時に脳が感じるストレスはダイレクトに腸に繋がってしまうんです。
ですから、まず生活の中でどんな考え方をしてストレスを感じているのか?を熟知して、欲望に対処する視点を増やしていく事が大切になってきます。
因みに、逆からのアプローチもあります。
それは、腸で約95パーセント作られている、セロトニンを増やす事で、鬱や不安障害、不眠症なんかの根本治癒に繋がったりもします。
セロトニンを増やすにはバナナが良いと言われています。トリプトファン効果ですね。
ただ、食べ過ぎは冷えになりますから、バランスが大事ですね。