子供が嘘をつくのは、
子供が嘘をつく癖が気になるとの相談がありました。
いつもながら、武術的な視点からのアプローチになります。
前回のパターンと同じで、まずその行動の背後を見つめてもらう必要があります。
バックボーンですね。
その背後にはどんな考えがあるのか?
どうして嘘をつく方が良いと思ったのか?
嘘をつく事でどんな得があるのか?
もしくは嘘でどんな苦痛を避けようとしたのか?
どんな楽しみを期待したのか?
などなど。
でも、大抵子供が親に嘘をつくのは、
嫌な思いを避ける為にが、多いですね。
子供が親にいかに正直になれるのかは、日常の、親が子供に対する接しかたが大きいです
。
例えば、子供が隠れて勝手におやつを食べた事や、悪さをした事を正直に話したら、どんな対応をしますか?
怒りますか?
嫌みや失言を放ちますか?
体罰ですか?
子供が平気で嘘をついても気にしないでという訳ではありません。
嘘をつく子供は様々な選択肢の中で一番マシだと思う選択をしているだけなんですね。
正直に話して嫌な思いをしたり、怒られたり、仕置されたりをするよりも、やましくとも、嘘をつく方がマシだと。
要するに何かを守ろうとしてるんですね。
そこで親が見方を変え、
普段から理不尽な事を言ってないか、
辛い事実を知っても大丈夫だと印象つけれてるか、
一人の生命として尊敬しているか?
を見直し、
子供の行動の背後を聞き、愛し認める事が出来れば子供は嘘をつく必要も無くなってきますね。
親も子供に親へと成長させてもらう立場です。
先人だからと偉そうにならずに、尊敬し合える、素敵や関係を築きたいですね。