CSFとは?
今日はちょっと難しいお話です。
当院でお伝えしている体液は3つありますね。
血液、リンパ液にCSF。
CSFとは、脳脊髄液のことです。
脳脊髄液は、無色透明でカリウム、ナトリウム、タンパク質、塩素、重炭酸などが混じった、99パーセント水分の体液です。
頭の真ん中あたりにある脳室内の脈絡叢から生産されて、側脳室、第3脳室、第4脳室にへと流れていきます。
一部は脊髄の中心菅に。
一部は第4脳室の外側孔と正中孔から、くも膜下腔へ流れ込みます。
そして頭頂へ向かいます。
また、脳室の周囲組織に吸収されもしまが、
ほとんどが、脊髄のくも膜下腔の
神経周囲腔を通って、神経周膜内の神経線維の間を流れます。
神経周囲は数千本の神経線維を包む密性結合組織の鞘。
この中に脳脊髄液が存在し循環してます。
脊髄膜は脊柱管の外を出ると、
軟膜は神経内膜へ。
くも膜は神経周膜へ。
硬膜は神経上膜へ変わり、
神経周膜の内の神経線維の間を通って各末端まで、届きます。
そこで、
血液やリンパ液に混ざりながら循環されます。
働きとしては、脳や、末梢神経の保護をしています。
更に解毒や栄養の補助など。
他にも色々ありますが、まだまだわかってない事もあります。
その脳脊髄液が疲労や打撲、薬品などで
頭や背骨でのうっ滞すると、
神経の圧迫ストレスを強め、
組織や器官の機能低下に繋がります。
神経の圧迫ストレスは
免疫力の低下を招き
末梢器官の機能低下の原因にもなります。
自律神経は不安定になり、
様々な急性問題がでてくるんですね。
それを解放していく施術法が当院でやっている内臓、頭の整体です。