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機械論と近代医学。 | 淀川区十三 荻野接骨院

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機械論と近代医学。

2016.04.22 | Category: 院長の考え方

医学には機械論と、生気論という二つの軸があります。

機械論とは、

人はバラバラにしても組み立てられるという考えです。

目に見える現象。いわゆる、

心とか、精神とか、意思とか、霊魂とか、

そういった目に見えない概念を用いずに、

決定的な因果関係のみを用いります。

 

力学的な因果連鎖を解釈したりして処置を行います。

生命に対しても、

物理科学的な法に従って、

目に見えない生気や、

神秘的な自然治癒力はない

という見方をしています。

私から見たら、そんな馬鹿な?!

と思いますが。

だって、西洋医学の父、ヒポクラテスも、

人の身体に存在する素晴らしい医者達を働かせる事が施術であり、また、それしか出来ないと言ってましたが。

いつの間にやら、政治的思惑からか、近代医学の根本は機械論にすり変えられたみたいですね。

その裏側には、唯物論という哲学が土台として成り立っています。

20世紀は、唯物論の完勝でしたね。

この考えとはまた違うのが、

21世紀になって少しずつ回復してきた生気論です。