風邪をひいてリンパが腫れる理由。
小学生『先生、風邪ひいて熱が出たときにリンパが腫れるって言うけど、なぜリンパは腫れるの?』
私『何故リンパが腫れるのか?が気になるんだね。
君は何故だと思う?』
小学生『わからないけど、風邪のウィルスによって熱が出たからかな?』
私『おおっー正解です。(^。^)
そうなんです。風邪をひくって言うのは、無理をして体力が落ちたり、寝不足が続いたりして、身体の代謝や循環が悪くなった時に、
その身体や空気に一緒に存在しているウィルスが繁殖してしまうんだけど、
その時に身体の中にいる警備員と言うか、警察官みたいな役割をしている白血球、特に骨髄からつくられれリンパ球という細胞が、人の身体を守るためにウィルスと戦ってくれるんだけども。
それが炎症であり、発熱ね。
そして、そんな異物であるウィルスを身体の中に入らさせないように、常に見張ってる機構を、リンパ管系というんだね。
リンパ管系は、喉の扁桃腺から、胸の胸腺、小腸のパイエル板から、大腸の虫垂、脾臓なんかが代表になるんだよ。
喉なんかはまさに、ウィルスとの戦場になり易いから、腫れて痛くなりやすい所だよね。^ ^
熱が出てる時には、
喉だけじゃなくて、脇や、鼠蹊部なんかも腫れたり、
熱を持ち易いんだけど、
そこはリンパ節といわれる防御機構があるんだよ。
それらのリンパ節は、集まって太いリンパ本管になって、静脈角に流れていくんだけど、
リンパ管は流れる方向があるから、
それを流れにそって摩る事で、
血管と毛細リンパ管の間質にある細胞の疲労物質や老廃物、なんかも流したりすると、
不思議と簡単に身体は軽くなるんだよね。
詳しくは、はたらく細胞っていう漫画があるから見てみると面白いと思うよ。』
ちゃんちゃん。