無病短命、一病息災。
毎年元旦に
奈良療法院の津野晃玄斎先生から届く
年賀状での素晴らしい言葉を、
にシェアしますね。
無病短命。
一病息災。
健康は他人任せで良いほど安物ではない。
自らも力を注いで守るものである。
家の代わりはあっても、
身体の代わりはない。
病気があるのではなく、ただ病める人がいるのである。
人間はもともと孤独で弱いものである。
特に病気になった時は、心身が傷つく。
臓器の医学ではなく、
人間医学が必要である。
病は軽傷の時にこれを施術すべし。
罪は小さい時に、ザンゲすべし。
未病を治す。
無理な我慢は命を削る。
慢性病を治すのは、借金返しと同じである。
我慢と辛抱と根気よさが必要である。
身体が悪くなるには余程の日数がかかっている。
施術とは行った道を帰るようなものである。
病は自然が治す。
神が傷を癒し、我はただ包帯をするのみ。
人間は生きてる限りよくなろう、
よくなろうとしている自然治癒力を授かっている。
病ありて、薬をせざるときは、中医を得る。
人生ひとつの旅路である。
道草をくったり、迷ったりした苦しい旅の方が面白みがある。
主役はあなたということ。