突発性難聴を治すには
年に数人は突発性難聴の方が来院されます。
突然耳鳴りがあり、聴こえなくなってると。
突発性難聴の場合は、スピードが大切です。
早ければ早いほど、治る確率が上がります。
発症から2週間以内ならほぼ回復します。
何故なら、脳細胞の神経壊死を起こす期間が2週間から約二か月内と言われているからです。
一度壊死した細胞は、再生するとしても最低約7年かかると言われています。
しかも、再生できる可能性は低いです。
そもそもの難聴や、耳鳴りの原因は、腎臓負担から始まります。
要するに寝不足と疲労の蓄積です。
ただでさえ、年齢が重なると代謝が下がり、疲労は回復しにくくなります。
しかし、若い頃と同じ様に生活をするため、少しずつ内臓に疲労が蓄積するのです。
疲労した腎臓は下垂し、骨盤にねじりを起こします。
それが脊椎硬膜を緊張させ、脳脊髄液を増加させる結果、頭が重くなり、
首に緊張がかかります。
首の緊張が、頸動脈の循環を阻害し、
頭にますます、血液が流れなくなります。
身体にしては、一大事です。
早く寝て、しっかり疲労を回復させる行いをすれば良いですが、そうでない場合、
脳内細胞への血流を保持する為に、
耳への血流を犠牲にします。
すると、頭の側頭骨への血流不足になり、耳内圧が変わり、側頭筋が硬くなり、耳は聴こえなくなります。
脳内細胞を守る為に仕方が無い行為なんですね。
ちなみに、腎臓、側頭骨、首の矯正をして、血流が良くなってきた場合、
ただ、一時的に耳の機能を停止していた時はその場で変化が現れだします。
ですが、壊死が起こっている場合は、脳圧を下げ、首の血流を良くし上手くいけば、だいたい7年位たてば回復の見込みがありますが、
回復しない場合もあります。
しかし、やらないよりは、やる価値はあると私は思っています。
少なくとも、血流が良くなる事は生きる上で、自分への何よりの投資になるからです。