頭痛の話
梅雨入りが続き湿度があがり、
頭痛の方が多く見られます。
そうではなくても、
頭痛は多くの人が経験する症状ですね。
慢性頭痛患者の多くは、
長年にわたって頭痛に悩まされるものです。
慢性の原因は貧血、低血糖、解剖学的歪み、凝り、重心の変位、環境での外交行為など、
たくさん考えられますが、
他にも、高血圧や脳出血も考えられ、まれに脳腫瘍である場合もあります。
それらが病院での検査でないとわかった場合は、一般的には三つのいずれかに分類されます。
緊張性頭痛、
偏頭痛、
群発性頭痛
です。
緊張性頭痛は最も多い種類の頭痛の一つです。
緊張性頭痛は、
不安、うつ症状、ストレス増加に伴って
自律神経の不安定から発生することが多いようです。
緊張性頭痛の症状は、
頭がひもで締めつけられるような感覚が分かり易いです。
後頭部と首の筋肉へのなんとも言えない圧迫感も一般的です。
食事による原因としては、
• 低血糖
• カフェイン
• 単純炭水化物や加工食品、
• グルテン
• 人工甘味料や食品添加物、
は見直す必要があります。
特に必要なのはミネラルです。
マグネシウム – マグネシウムは人体内に最も多く存在するミネラルの一つで、350種類以上の生化学反応に不可欠な栄養素です。
マグネシウムを含む食物の代表は、ケールやホウレンソウなどの緑色葉野菜です。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムを原料とし、バスソルトとしてお風呂に入れると有効性が期待できます。頭痛予防に役立てるなら、通常の摂取量は1日250〜500mgです。
あとはビタミンD。日光浴をしていても血中に濃度があるかどうかが問題です。
そして、ビタミンDの血中濃度が低いほど、
緊張性頭痛のリスクが高まるとされています。
二番目に多い片頭痛は、
吐き気や光過敏症を伴うことが多く、
ズキズキする痛みに代表される頭痛です。
世界では10億人もの人々が片頭痛に悩まされているとのことです。
片頭痛は、週に1回や月に1回、
人によっては年に数回のみ発生するなどさまざまです。
男女別では、女性の約5人に1人、男性の15人に1人で女性が多いです。
片頭痛の原因としては、
三叉神経頸部痛のシステムを不適切に活性化する脳内の「神経・血管機能不全」を原因とするようです。
片頭痛の症状として、
• 激しい頭痛
• ズキズキ感
• 吐き気と嘔吐
• ギザギザした光などが見える
• 光や音過敏症に
• 病欠日が増加
食事による片頭痛の原因には、
• 低血糖
• ワイン – 亜硫酸塩
• チーズ – チラミン(アミノ酸)
• カフェイン
• 単純炭水化物 – 加工食品、砂糖。
• グルテン
• 人工甘味料-アスパルテーム
の見直しから。
片頭痛緩和には、
ビタミンC、D、マグネシウムはもちろん、
強力な抗酸化成分であるαリポ酸を1回400mg x 1日2回摂取すると、片頭痛の頻度と持続時間の減少にさらに良いようです。
またコエンザイムQ10 も頭痛の頻度、持続時間、重症度を抑制してくれます。1日100〜300mgくらい。
• オメガ3のオイルでも持続時間短縮。
オメガ3フィッシュオイル 1日2000mg。1日2回に分けて摂取します。
•葉酸は妊娠中の女性の多くが摂取してますが。特に緑色葉野菜で葉酸の摂取量が多い女性ほど、片頭痛が少ないようです。
ビタミンB2も片頭痛予防に成人 – 1日400mg。小児 – 1日100〜400mg。
また食べ物では生姜は、片頭痛の治療に役立ち、吐き気防止効果があります。
最後に群発頭痛。
群発頭痛は、通常20分から2時間ほど続きます。緊張性頭痛や片頭痛と異なり、群発頭痛は頭の片側だけに生じる傾向があります。
群発頭痛は、頭痛がある側の鼻づまりや涙目の他、瞳孔拡大を引き起こすことも考えられます。
まれに、眼瞼下垂が起こるケースもあります。
群発頭痛リスクが最も高いのは20〜50歳の男性で、予兆なく始まることが多いです。
群発頭痛予防にできることとしては、
• 日常的な運動習慣
• ヨガ
• 禁煙、禁酒
• 良質な睡眠(晩7〜9時間必要)
• 急性には酸素療法を。
サプリメントには、
抗酸化は一緒で、
• マグネシウム – 1日125〜500mg。
• メラトニン
• 葛スープ
• エッセンシャルオイル –頭痛の患部にユーカリオイルとペパーミントオイルなど。
整体で出来る事は、
筋緊張の安定化と、
自律神経のバランスをとること。
あとは、フラクタルな脳反射を外していく事になります。
基本的には食生活が大本になりますね。
身体という物理空間上の法則では、
改善へのプロセスの積み重ねが大切です。
それは非線形であっても。