水琴を聞きながらの整体
江戸時代の天才茶人、
小堀遠州が考案した水琴窟って知っていますか?
すいきんくつと呼びます、
究極のヒーリング、癒し音響装置だそうですが、
何故に
癒しの音響となるのか?
癒しの音響となるのか?
伊勢神道の秘伝では、
宇宙創造の始まりの神、
アメノミナカヌシは「天之水中主」であり、
水は万物の根源。
今でも様々なことがわかってきていますが、
水琴は、
この万物の水と水がぶつかり響きあう音を、
効率よく抽出する仕組みを持っているそうです。
小さな音色でも、
部屋の端まで奥行きのある共鳴音が届く
オクターブ音を倍音と呼びますが、
この響きの秘密は、
その倍音(オクターブ音)にあるようです。
水と水の響きの中で、
倍音が倍音を生み、
可聴範囲をはるかに超えた100kHzにまでおよぶ、
倍音の無限連鎖を安定的に発生するようです。
水琴の生の水滴音を、
音量計で計測すると、
100デシベルを超えていて、
100デシベルって、
どの位の音かというと、
高架下で聞く電車の音くらいの大きな音だそうです。
でも、実際は
水琴の音はよく響きはしてますが、
あまり
大きくは感じません。
これは、
音量計が耳に聞こえない高周波音で、できているからだそうです。
そして、
そんな聞こえない音が
とてつもなく役に立つみたいです。
例えば、
自然界にはある、
私の好きな波の音とか、
山の小川のせせらぎの音とか、
鳥のさえずり、
風のささやき。
心地よくないですか?
それは、倍音が豊かで高周波領域にまで及んでいるからです。
小川の両岸の木々の梢が水流の方へと傾斜するのは何故か?
これは水が欲しいからじゃなくて、
幹や枝は高周波倍音が心地よいからだといわれています。
水は根が吸うものですからね。
ところで、
現代社会には騒音だけで倍音がありません。
熱帯雨林の環境音の周波数上限は、
約100~KHzであるのに対し、
都市の環境音の周波数上限は、
約15KHzしかない。
人間はもともと自然の高周波空間に住んでいましたから、
低密度であり、単調である、
冷蔵庫やエアコン、
コンピューターや、
自動車など単調な低周波(人工周波)音では、
慢性的なエネルギー不足も解消が難しくて、
頭や細胞にストレスがたまり、
心身が蝕まれやすいのは想像できますね。
で、
それを救うのが水琴だということで。
水琴がある部屋で瞑想すると実に深い境域に入ることができるそうです。
しかも、
水琴の音を聞くためにイヤフォンとかをはずす必要はないんですって。
水琴から発生する連鎖的な高周波倍音は、
聴覚ではなく、
皮膚にダイレクトに作用するから。
ということで、
長くなりましたが、
荻野接骨院では少しでも身体に優しい場になり、体も心も癒されるように、
水琴を設置しました。(^。^)