エネルギーの立役者
生きるとは変化し続けることです。
そして人間の身体は、
全体の変化がわからないように、
変化しないように、
部分で変化し日々更新されています。
変化があるということは、
そこにエネルギーが必要とされているわけですが。
身体の部分を、
もしくは身体の状態を変えようと思うと、
例えば、
普段の生活で筋肉を使っている時も、
体内の化学反応を起こすにしても、
エネルギーは必要だということです。
それは焚き火にあたってみたり、
身体に電気を流してみたり、
放射能を浴びてみても、
そのままではその エネルギーを、生命活動には使えません。
外部からのエネルギーを化学反応を起こすことで、
内部へのエネルギーとして獲得しているのですね。
今、
目の前にあるキャンディーがあるとして、
それはエネルギーに見えますか?
多分見えませんね。
勝手に動くこともないし、
電線をつないでも豆電球もつきません。
熱さなんかも感じませんね。
そんな変化のしないキャンディーも、
ぽいっと、
口から
体内に放り込んだ瞬間から、
唾液やら様々な化学反応によって、
多様な物資に変化していきます。
その変化の過程でエネルギーは取り出されます。
この変化には見方が2種類あって、
一つがエネルギー代謝。
二つ目が物質代謝といいます。
実際どちらも同じ現象ですが、
大切なのは、外部物質をエネルギーに変えるには代謝しないといけなくて、
その代謝の立役者のことを酵素と呼びます。
そして、酵素もまたタンパク質からできていす。
そんな酵素ですが、
有能な人材だけに、身体に対する働く対価や条件もたくさんあります。
その条件を飲めない場合には、働かないし、いなくなる場合も。
しかし、身体にとってはスペシャルな存在なだけに、その条件を飲むことは必須になります。