軽く突いて吹っ飛んだ。
先日の武術稽古では、
キックボクシングを習っている小中学生が参加されました。
普段は養人塾では、
あまり殴ったり蹴ったりはしませんが、
たまには良いかと打撃スタイルの秘訣を何個かお伝えし、練習しました。
私が何故突いたり蹴ったりをあまりしないかというと、
自己主張の練習をしても、
自分より力のないものにしか通用しないことを実感しているからです。
要するにいくら強い突きができても、中学生では大人には敵いません。
大人でいくら強い突きをしても、もっと巨体で筋肉モリモリの外人には敵いません。
そんな虚しいことに時間を割いてまでということから、あまり練習していませんが。
ただ、
個人的な自己主張のやり方ということであれば、
〇〇を利用すると、突きは突然重くなったり、
〇〇を利用すると、断然避けれない程早くなったり、
〇〇を利用すると、首相撲で楽々投げれるという、
〇〇を利用すると、全く突きが届かなくなったりする、
などの身体の使い方は多々あります。
ので、
それらを意識して身体で使うと結果、
どれくらい身体が変わるのかをインスタント式に練習しました。
一つ一つがほとんど教えてはくれない、もしくは無意識過ぎて教えれない、奥伝のインスタントなので、
子供は大喜びしていましたが、
大人はそこから、
要するに身体の使い方から、
対人関係の中で活用出来るように精進が必要です。
軽く突いて吹っ飛んだからどうなん?
ってな感じで、
だからこうなのか?にならないと、
ただの自己満足で終わってしまうからです。