ホルモン補充法で不妊体質に?
本日は寒いですねー。
朝の新幹線から見ると外はすごい雪です。
皆さんも冷やさないように気をつけて下さい。
ところで、今日も勘違いが多い事を書いてみます。
不妊症と言われると、病院では大概はステップアップ施術をすすめられます。
タイミング法から始まり、
ホルモン補充法、
人工授精法、
体外受精法という順ですね。
タイミング法はまだしも、(排卵日では遅いですよ。)
ホルモン補充法は、注意が必要です。
元々ホルモンが乱れている人にとっては、それを整える手助けにはなりますが、
意外に多いのが、
ホルモンバランスは崩れてなくても、
より妊娠しやすくする事を目的にホルモン補充をしている人。
そもそもホルモンは栄養素ではなく、
体内の化学伝達物質です。
しかも体液では最速の化学伝達物質。
携帯の基地局から発する電波を使い通話している携帯電話の関係に似ています。
だから、ホルモンが増えたからと言っても卵子の質がよくなる訳ではありません。
それどころか、薬で強制的に加えると、、、。
更年期症状が起こったり、30代で閉経してしまう人もいるみたいです。
なぜそんな事になるのか?
それは、体内でつくられるホルモンは元々少し多目につくられて、
余ったホルモン量から新しい分泌量を調節しています。
必要以上の大量の人工ホルモンが体外から投与されると身体は新しいホルモンを作らなくなるんですね。
その為に生理不順で何年も生理が来ない人もよく診ます。
それどころか、
自然ではありえない数の卵胞が育ち、
増えすぎた卵胞を補う為に栄養素は不足に。
結果、一つ一つの卵子も栄養不足となり。
最悪まともな卵子は見れなくなります。
ホルモン補充をしたら卵子の質が良くなる訳ではないという事。
ホルモンは配達屋さんである事。
これがわかれば、
ホルモンが運ぶ内容物、
すなわち食べ物や情報がとても大切なんだという事がわかるのではないでしょうか?
何を食べているのか?
どんな風に食べているのか?
という事ですね。
当院ではホルモン補充法を止めて、
全身の歪みを整え、生活を見直された方々が
婦人科疾患が消え、妊娠された例が多数あります。