人とちゃんと向き合う。
ちゃんと武術を稽古しようと思ったならば、
ルールを決めた自己満足な行為や、自己主張の仕合いや、他人のいない稽古では、自分の我を高めていくだけで、
役立たない虚栄心や、勘違いの自信、不必要な恐怖心など、無駄な乱暴感が生まれていきます。
そして、それは武術としては逆のベクトルを向いてる事になります。
武術で稽古しているのは、
そういった事ではなくて、いかに自己を否定し、自分の癖に気づけるか?なのです。
他人がいるお陰で自分に問題を持つ事ができます。
そして、
自分に問題をもてなければ、
解決もできません。
それは、武術稽古をしていても、今までと何も変わりませんという事です。自分満足な世界。
それどころか人間関係的には迷惑な存在になりやすくなります。(;´Д`A
他人を尊重して、自分とちゃんと向き合う。
だから、成長できるんですね。
思いやりの世界です。