命を寿(ことほ)ぐための抗酸化と休息
こんにちは。
先日は十三なにわ花火大会でしたね。
開催が夏から秋に変わってから、
より人が増えたような気がします。
秋の浴衣もいいですね。
今日のお話は、長命より長寿。
命を寿(ことほ)ぐための抗酸化と休息とは?
についてです。
「長生きしたいですか?」と聞かれたら、
どう答えるでしょうか。
おそらく私たちが心から望んでいるのは、
単にカレンダーの日数を延ばすことではなく、
「自分の足で歩き、美味しいものを味わい、大切な人と笑い合える日々」
のはずです。
「長命」と「長寿」。
これはどちらも長生きを意味する言葉ですが、
ここでは「長命」を命の時間の長さ、
「長寿」を命の豊かさを喜び祝うこととして考えてみたいと思います。
ただ数字を追いかけること以上に、
このいのちを健やかに寿ぐこと。
そして、
その土台を支えているのが、
身体本来のバランスを保つ
「抗酸化」の働きと、
「身体の回復を支える休息」です。
生きている限り、
私たちは燃えています。
息を吸い、
食事からエネルギーを取り出して生きています。
しかし、
暖炉で薪を燃やせば煙が出るように、
細胞の中で生命エネルギーを生み出すとき、
体内には必ず副産物としての
「活性酸素」が生まれます。
これが、
いわゆる身体の酸化(サビ)の原因です。
生きている限り、
この酸化そのものをゼロにすることはできません。
運動が身体に良いと言われますが、
過剰な運動はこの酸化を加速させます。
ただし、適度な運動刺激は、
身体の抗酸化機能が適応しくれて、
酸化を防ぐきっかけになるようです。
この運動ひとつにとっても、
大切なのは、
酸化を極端に恐れることではなく、
身体を酸化させる働きと、
それを抑えたり、
傷ついた部分を繕ったりする働きのバランス。
このバランスを保てるように、
身体に余白を残してあげることです。
運動の後はぐっすり休むとかね。
実は身体の抗酸化機能は、
私たちが活動しているときも、
休んでいるときも働いているようで。
だからその働きを支えるためにも、
栄養を取り入れることだけでなく、
しっかり動いて、
十分な睡眠や休息を確保することが大切になります。
ただ現代人は、
この「休むこと」すら
頑張ってしまう傾向がありますが、
長寿として、身体をメンテナンスする上でも
欠かせないのが「休息」なんです。
真面目な人ほど、
「早く寝なければならない」
「疲れをとるために、何か良い健康法をしなければ」
と、
休むことまでひとつの「ノルマ」にしてしまいがちです。
基本的には疲れたら休める様になっている身体ですが、
そんな
疲労の理由も、
人によって、日によって違います。
手足、身体を使い果たした疲れもあれば、
長時間のデスクワークなどで同じ姿勢が
続いたことによる重だるさもあります。
頭や神経ばかりを使いすぎて、
心が休まらない夜もあるでしょう。
だからこそ、誰にでも当てはまる休息の方法があるとは限りません。
じっと横になって泥のように眠ることが
何より必要な日もあれば、
夜風を浴びながら少し散歩をしたり、
手足をブラブラと揺らしてこわばりをほどいたりした方が、
呼吸が深くなる日もあります。
休むこととは、
何か特別なルールをこなすことではなく、
「いま、この身体は何を求めているだろう?」
と、自分の身体の声に耳を澄ませてあげることです。
今夜は、身体に主導権を返してみませんか?
健康のために自分を厳しく律し続けるよりも、今日一日を生き抜いてくれた身体を
慈しむこと。
今夜、布団に入る前、
あるいは横になったとき、
自分にこう問いかけてみてください。
「今日は、じっと眠りたい?」
「それとも、少し伸びをして息を吐き出したい?」
軽く身体を動かしてもいい。
何もしないで、
敷布団に身体の重みをそっくり預けてもいい。
「こうしなければならない」
という力みをふっと手放し、身体に主導権を返してあげる。
そんな何気ない時間も、
健やかに歳を重ねるための大切なひとときになるのではないでしょうか。




























































