空気を読めないなら、まず繋がりましょう。
昨日の稽古では、
空気を読むとか読まないとか。
日本人は自然に空気を読んで、その場に合わせる人がほとんどでしたが、
少しずつ、それが出来ない人も目立ってきてるみたいですね。
私は空気を読めない人も結構好きでして、
話の展開が予測出来なかったり、
場が壊れて新しい場がつくられたりするので楽しいです。
読めない方が自然ですしね。
ただ大人として、社会人として、
商売とか仕事となると、
自分が社長だとか、
もしくは器の大きい経営者の元でないと、
うまくその場の社会に適応した感がなく、
相手にされなくなっちゃって悩んじゃう人もいるようですね。
理想は空気を読む事も、
あえて読まない事もできる位置ですね。
それを武術の稽古でやる事になりました。
空気とはその場の事ですね。
その場で何が行われているのか?
その場での最適なこととは何か?
その場で相応しい行動とは?
を察して動ける人ですね。
武術稽古では空気を読めないと相手に斬られてしまいます。
読めないまま対面すると、
一か八かの博打か、
自分よりも力の弱い人にだけ通用する勝負、
もしくは読んでるつもりで、
わかってるはずなのに〜と斬られるになります。
場を読む場合はその場に共通の目的を合わせる。
そして、今目の前にいる、
相手を観察するという事ですね。
読めないとは、
目的を共用しないで自分本位の目的を持つ。
相手を無視する、
自分勝手に振る舞う、
まったく観察していない、
観察しているつもりになっている、
可能性があるという事になります。
武術での目的は負けない事。
そして、自分と相手を守ること。
その場を観察し、
さらに、
相手を見守る気持ちがあるか?余裕があるかが問われます。
無ければ暴力になるからです。
そしてその結果、
今自分はどんなアプローチを取るのが最適か?を形とる行動に移します。
その形に必要なものは相手との繋がり感です。
空気を読むは、相手と繋がり感を持てるという事でもありますね。
繋がり感がわかれば、
逆に繋がり感が必要なければパッと切る事もできる。
稽古は難しいけど楽しいですよ。
と、いう事で空気を読みたいなら繋がりましょうでした。