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頭痛と汗。 | 淀川区十三 荻野接骨院

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淀川区十三 荻野接骨院

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頭痛と汗。

2016.08.11 | Category: 頭痛

毎日猛暑が続いています。

今日は山の日でしたっけ?

なんなんですかね?山の日って。笑

外でも内でもちょっと動くと汗はダラダラです。

しかし、今の人達は少しずつ体温調節が鈍くなっているようですね。
まず移動手段が便利になりましたし、

仕事も機械化が進み、人が体を動かす事も少なくなり。

電車や室内でも冷房はガンガン。

暑い時は汗を出し体温を調節するはずが、

生活環境が整いすぎ、

汗くかく機会が減っています。

それはすなわち、

体温を調節する能力が低下するということ。

汗を多くかくはずの夏でもクーラーの影響で汗をかけない。

ある女性なんかは冬より夏の方が冷えるとまでいわれています。

脚にブランケットをかけたり。

上着を着たり。

実は、夏に汗をかかない体質の人は危険です。

1日中、クーラーのある部屋で過ごすと体は冷えてしまいます。

で、その状態で太陽を浴びるとどうなるのか?

脳は冷えた体を温めようと太陽熱を体内に取り込みます。

体が冷えていると判断した脳は、

取り込んだ熱が外に逃げないように汗腺を閉じて汗が出ないようにします。

そのことで、太陽の下で過ごし体温が急上昇したとしても、

汗を出す機能は作動しません。
そうすると暑いのに体内に熱がこもります。

こもった熱は、どうなるのか?

じつは、脳に行くのです。

熱は上に上がりやすいんですね。

しかし脳細胞は熱に弱い構造です。

そこに温度の高い血液が流れ込むと、脳細胞は損傷することがあります。

その損傷を治す為にリンパ液が集まります。
そのため脳内は血液が充満し、

頭蓋内圧(ずがいないあつ)が亢進するとことで、

硬膜や脳血管に存在する痛覚受容体が圧迫され痛みが発症します。

さらに脳血管に対し大量の血液が流れ込むことで、血管と血液の間で抵抗(摩擦)がおき活性酸素も発生します。

その脳の炎症を修復するための脳脊髄液が大量に行き過ぎることで、

脳内はさらに充満し頭蓋内圧(ずがいないあつ)が亢進し、

硬膜や脳血管に存在する痛覚受容体が圧迫され頭痛が発症します。

頭痛の原因は、体内で処理できない毒素や、

脳内で発生する活性酸素など物質の影響、

またミネラル不足の他に、

汗をかかない為にも起こります。

普段、熱中症に気をつけながら汗をかく訓練をしましょう。(^ ^)