ストレスや慢性疲労感。
何年も前から慢性疲労を感じて、
病院ではうつ病と診断され、投薬を受けている30代女性の方がこられてます。
いつも疲れている、
朝が起きられない、
月に1回は寝込んでしまう、
月経前症候群がつらい、
もう3-4年も多忙なときが続いている、
息切れがひどい、
便秘である、
食後すぐに眠くなる、
ちょっとした移動でもすごくつかれる、
いらいらしやすい、
四肢に痺れが出たり消えたり、
疲れてるのに不眠。
診断のキーポイントは、疲労です。
病院では慢性的副腎疲労と言われたそうです。
疲労は薬ではなおりません。
何故か?
疲労というのは、エネルギー不足だからです。
薬は足りないエネルギーを補給するものではありません。
エネルギーを補給できるのは何でしょうか?
それは食事やサプリメントなどの栄養素だけです。
そういう意味で疲労には栄養療法は、非常に相性がよいといえます。
例えばサプリメントを、食事指導に加えてみる。
ビタミン、ミネラル補充、
腸内環境改善を目的にして、
内臓のエネルギーキレーション施術(解毒)を施していきます。
腸内環境の異常の一番の原因は何でしょうか。
それは食事への軽率感。
慢性的疲労は、
食事を改善しないと、どんなに他の施術をよくしてもだめです。
食事というのはライフスタイルそのもの。
食事を変えろというのは、
人生を変えろというのに等しいところがあります。
この点で、施術を挫折する人は決して少なくありません。
しかし、明確な人生の目的を持つ人や、健康の大切さを感じている人は、そこを難なく乗り越えます。
一番の難関は、甘いもの。
実は慢性的副腎疲労を起こす人には、共通する性格があります。
それは、断れないことです。
仕事があれば、自分が引き受け残業し、
パーティーがあっても自分だけ皿洗いをするタイプです。
この人もまさに「いい人」タイプでした。
その仕事のために食生活や時間が犠牲になっていました。
そして、その疲労を甘いもので紛らわす。
自分に甘くしてあげていたんですね。
しかし、甘いものを断ち、他人の都合の良い要件を断れる自分でも良いんだと思えた時、
それを身体から理解し始めた時に、
少しずつエネルギーから身体が変わり始めます。
慢性的疲労の方はまずは付き合う人や場所を見直しましょう。