白髪の予防食!
若い時から白髪になったり、
出産後に白髪になったり。
女性は特に白髪を気にしてらっしゃいますから、白髪の予防について。
まず、髪の根っこの毛根。
その毛根にはは毛乳頭組織があり、そのまわりに毛母細胞というのがあります。
毛母細胞はケラチンと言うたんぱく質を溜めて、毛を作ります。
この最初の時は誰でもまだ白髪なのです!!
ではいつ黒くなるかと言うと、毛母細胞に隣り合って存在する色素細胞(メラノサイト)が、新しい毛に黒い色を付けていきます。
この黒色の色素の正体は
チロシンというアミノ酸です。
どんなものに多いのかというと、
チロシンの多い食品
きなこ、焼き麩、ゴマ、ココア、カシューナッツ、アーモンド、みそ、干しシイタケなどです。
髪では、そのチロシンを
「チロシナーゼ」という酸化酵素で、
黒髪にしています。
で、
このチロシナーゼが働くには
銅
というミネラルが必須です。
銅が不足していたら、髪の毛を黒色にすることが出来なくなります。
更に、カルシウムとヨウ素が色素細胞を活性化してくれます。
銅はタコ、イカ、するめ、カシューナッツ、松の実、大豆、ニンニク、海苔、カカオなどに多いです。
カルシウムはちりめんや煮干しや桜海老などに多いですね。
そもそも髪はたんぱく質が主成分ですから、たんぱく質が不足すると髪の毛が弱ります。
髪の99%を占めるケラチンタンパクは18種類のアミノ酸で出来ていますが、そのうち一番多いのはシスチンとグルタミン酸。
大事なのはココです!
シスチンは目の角膜の主成分でもあるので、目を酷使する方は、
角膜の修復の方にシスチンが使われてしまい、
髪が後回しにされてしまうのです。
使いすぎの疲れ目には要注意ですよ。
他には、亜鉛ですね。
亜鉛はたんぱく質の合成に不可欠なミネラルなので。
髪のたんぱく質が作られるには、その他ビタミンB2、B6も役に立ちます。
また、ビタミンEには末梢血管を拡張する作用があるので、髪を作る時に栄養を十分受け取れます。
ビタミンEは
アボカドやアーモンドに多いですね。
ただですね、こういう風に栄養素だけをいくら充実していっても、白髪をなかなか食い止められないというお悩みも聞きます。
それはいったいどうしてなのでしょうか?
1つには、いくらミネラルを摂っていても、加工食品が多いとミネラルをキレートして排出してしまうんです。
添加物はかなり多いですからね〜。
続きはまた明日。