お盆に、命の声を聴く。
こんにちは。
八月も始まりましたね。
各地で花火大会も開かれ、
長い夜が続いてます。
今日はひと足先に、お盆を題名に書いていきます。
来週になると、お盆を迎えます。
「ご先祖様が帰ってくる日。」
「お墓参りをする日。」
そんなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、
それは日本の大切な文化です。
今日は、その意味を少しだけ
違う角度から眺めてみたいと思います。
身体には、命の歴史が流れています。
そう、
身体には、ご先祖様から受け継がれて
きた命があります。
骨格や体質だけでなく、
ものの見方や感じ方。
頑張り方や我慢の仕方。
気づかないうちに受け継がれている
ものも少なくありません。
ふとした瞬間に、
「親と同じ言葉を口にしていた。」
「昔は分からなかった親の気持ちが、少し分かるようになった。」
そんな経験をされたこともあるのではないでしょうか。
身体は、いつも「今」を生きています。
荻野接骨院では、
「肩の力が抜けない。」
「無意識に歯を食いしばってしまう。」
そんなご相談をいただくことがありますが、
姿勢や筋肉、
生活習慣が関係しているのはもちろんです。
しかし、それだけでは説明できない身体の緊張に出会うことも少なくありません。
頑張らなければ認めてもらえなかった。
迷惑をかけてはいけないと思ってきた。
弱音を吐いてはいけないと思ってきた。
そんな日々の積み重ねは、
身体にも静かに残っていきます。
頭は過去を思い出し、
未来を心配することができます。
でも、身体が生きているのは、
いつも「今、この瞬間」だけです。
だから身体は、
呼吸や鼓動、痛みや疲れを通して、
「少し今に戻りませんか。」と、
静かに教えてくれているのかもしれません。
忙しい毎日では、
自分のことは後回しになりがちです。
だからこそ、お盆という節目に、
ほんの少しだけ立ち止まってみる。
深呼吸をする。
ゆっくり食事をする。
家族と食卓を囲む。
静かに手を合わせる。
そんな時間が、身体にも心にも
小さな余白をつくってくれることがあります。
供養とは、命をつないでいくこと。
お墓参りをしたり、
ご先祖様に手を合わせたりする時間は、
とても尊いものです。
そして、もう一つ大切な供養の形が
あるようにも感じています。
受け継がれてきた苦しみや思い込みに気づき、それを次の世代へそのまま渡さずに済むこと。
供養とは、
過去を否定することではありません。
受け継がれてきたものを静かに見つめること。
そして何かを残そうと力むのではなく、
身体や暮らしが整う過程で、
本当に必要なものが、自然と次の世代へ受け継がれていく。
そんな生き方も、
一つの供養なのかもしれません。
最後に。
お盆は、ご先祖様を迎える日。
そして、命のつながりに静かに思いを向ける日でもあるのでしょう。
身体は、今日も休むことなく働いています。
心臓は鼓動を続け、
呼吸は繰り返され、
傷は少しずつ癒え、
眠れば回復しようと働いています。
そんな姿を見ていると、
命にはもともと「治ろうとする力」が備わっていることを感じます。
荻野接骨院では、痛みだけを追いかけるのではなく、
その回復する力が働きやすい身体の環境を整えるお手伝いをしています。
このお盆が、ご先祖様への感謝とともに、
身体の声にそっと耳を澄ませる時間になれば幸いです。




























































